第232回:一人旅行に行ってみた

HOW TO

はじめに:

自分で言うのもなんですが、
ここ10年近く、いや15年近く
仕事一筋に過ごしてしまい、
思い起こしても、
楽しかった記憶が見当たりません。笑
たまに親戚に会った時も
もっと遊べよ
と叱られてしまいました。

別にそんな人生が
全くの苦だった分けでもないのですが、
「男の成長は遊びの中にこそある」
と言う言葉にもあるとおり、
仕事一辺倒の人間には
どこか
魅力が無い様に見える
のも確かです。

そんな事をふと思いながら、
友人の体験談や、
SNSの投稿を見ていると、
楽しそうな話や画像が盛りだくさんで、
そろそろ自分にもご褒美的に
遊びを取り入れてもいいじゃないか?
との考えに至り、
今年の目標は(目標にするものでのないですが。汗)
旅行を計画に取り入れる
で決定しました。

実際に出かけてみると
まったくもって旅はいいものだ。
と再確認しました。笑
久しく忘れていた
前日に眠れないワクワク感や
知らない事に挑戦し、
不安感を払拭できた時の達成感、
純粋な新しい物事に出会うインパクト
などなど、
それでしか味わえない感覚
を思い出す事ができました。

そこで今回の記事は、
最近、私が一人で出かけた場所
をアウトプットし、
客観的に何が良かったのか
どうしてそれが良かったのか
などを深堀して今後に繋げてみよう
と言う試みです。

いつにも増して独りよがりな記事ですが
ズボラな私ですから、
ギッチギチにスケジュールが埋まった旅
などするはずもありません。
贅沢ではありますが、
時間にはかなり余裕を持たせた旅程で
旅を楽しんできました。
出不精の人でも旅って楽しめるものなんだな。
とライトは気持ちで
読んでいただけたら幸いです。

行ってよかった旅行先:

まったりと京都で過ごす

一泊二日のまったり旅
を目標に行ってきました。
紅葉の季節にはまだ早い時期でしたが
久しぶりの旅行にしては、
随分、楽しめたと思います。

と言うのも、
京都での観光は、
清水寺、金閣寺のみ。
後は買い物や食事を楽しむ
と言う究極の自由旅を敢行しました。

とにかくゆっくりと楽しみたい。
を意識したところ、
一日一箇所の観光地プラス、
食事と買い物
と言う余計なものを削ぎ落とした
シンプル旅になってしまいました。
がしかし、それがまた良かった!

いざ観光地に着いてみると
急足の旅人がなんと多いことか。
おそらく時間に指定があるのでしょう。
お寺のそばにある観光者用の説明板には
一眼もくれず歩き去る人が
とても多いように感じました。

一方私はといえば、
早く着いても早く帰るだけなので
到着までの道程すらも楽しむことが
できたように思います。
駅に着いてバスに乗るまで、
バスに乗って観光地に向かうまで
街並みを楽しんだり、
外国人ばかりの街並みを楽しんだり、
急いては目に入らないものや
京都の気候まで、じっくり享受できました。

観光地はそもそも
急足の人に向いてはいない気がします。
特に京都の寺や神社は、
喧騒の中で観光しても
その荘厳さは中々享受できるものでは無いです。

じっくりとその歴史に思いを馳せながら、
悠々と景色も楽しむ。
高齢者じみた考え方かも知れませんが
果たしてその高齢者たちの方が
京都を楽しんでいるように見えました。

はしゃぐ若者やカップルには
申し訳ありませんが、
彼らが京都のお寺や神社に居るのは
ちょっと場違いな感じがしました。

時間の余裕は心の余裕
という言葉にもあるとおり、
それは旅行でも有効で、
余裕を持った行動が
深い見識と情緒の享受を促してくれました。

帰宅後にもっと多くの
観光地に行けば良かった。
との後悔は一切ありません。

予定をぎっしり詰めすぎない、
午前と午後で一箇所くらいずつ
が私にとってはちょうど良い
余裕を作ってくれるようです。

がっつり沖永良部島で遊ぶ

今年のメインイベントである
南の島への旅行に行ってきました。

この旅こそ、
前日に眠れないあのワクワク感を
思い出させてくれた、
愛おしまでの思い出を作ってくれた旅でした。

場所は鹿児島県の先、
沖縄県からの方が近い場所に位置する
小さな島です。
田舎生まれ田舎育ちの私でさえ
その素朴な風景と時間の流れ方に
驚いてしまいました。
そしてそれらを楽しんできました。

離島は物資が本州から
フェリーで送られてきます。
台風などで船が止まると、
コンビニやスーパーでは買い占めが始まり、
あっという間に商品がなくなってしまいます。
離島という環境はある意味過酷でもあり、
ゆえに、
本州では忘れられつつある
地域の繋がりや絆の様なものを作っています。

しまんちゅ(島の人々)は、
ほのぼのとしていながらも、
たくましさも持ち合わせており、
旅行中は彼らにずいぶんお世話になりました。
たくましさの裏返しか、
多少のスケジュール変更などにも
柔軟に対応してくれて、
ずいぶんと助かりました。

離島旅行の醍醐味は
この「人付き合い」にあると
私は思っています。

離島はその過酷な環境化と相待って、
そこまで大きなレジャー施設はありません。
USJやディズニーランドの様な
派手な施設は一切ないし、
観光場所も小さな規模のものが多く、
ルーブル美術館やヴェニスの船の様な
目を見張る煌びやかな観光を
味わう事は少ないかも知れません。

がしかし、
離島に多くを求めては行けません。
むしろ、
離島は何も無い所を楽しみに行く
場所だと私は思います。

スキューバーや海遊びなどの
体を動かすレジャーや、
景色を楽しむ分には、
離島はもってこいの旅行先ですし、
ただのんびりと海を眺めるにせよ、
昼間から地元産のお酒に酔うにせよ、
離島の景色は見るだけで
日頃の喧騒を忘れさせてくれます。

あいにく私の旅程では
台風の暴風域に入ってしまし、
旅の後半は台風の中、
離島旅行する羽目になりましたが
それはそれで普段とは違う島を
見ることができたと言うことで、
貴重な体験ではありました。
こういうハプニングも
旅先では楽しめてしまうから不思議です。

旅の恥はかき捨て
とはよく聞く言葉ですが、
遠出する旅行では
さらにそれらをしやすく感じます。
日常では出せない
思い切った自分を体験できます。

私自身、
初対面の他の旅行客に
「台風、大変ですね」
と、いきなり話を持ちかけたり
朝のコーヒーブレイク中、
隣の席の人に
「素敵な光景ですよね」
と話しかける事ができるなんて
自分でも驚きでした。

観光地自体を楽しめなくても、
旅行は、
「いつもとは違う自分」に出会わせてくれる
とても貴重な体験を味合わせてもくれます。

おわりに:

徒然なる旅行のお話はここまで。笑

しかし、
旅は良いものです。
準備段階では多少面倒くささはあっても
出かける時には、
ワクワクが止まりません。
少し無理してでも旅に出れば
休日はとても充実したものになりますし、
帰ってきてから後悔した事も
一度もありません。

まだまだ回数は少ないですが、
休みを見つけたら、
積極的に旅行に出かけたいと
最近でも思うようになっています。
小旅行は今年の目標でもあるので、
機会があればまたアウトプットして
情報をシェアできたらと思います。

大樋町

大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
毎週、月曜日にブログを更新中。(少ないw)
ありがたい事に、
読者様が増えてきたから身を引き締めねばw
目指せ実用書知識のウィキペディア!(暴言)

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