―年末を「締めくくり」ではなく「始まり」に変える思考法―
🌅 はじめに
言わずもがな、12月は一年の最終月です。
一年が終わるこの時期、誰しも否応なく振り返りの時間を迎えるのではないでしょうか。
多くの人が、
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「目標が達成できなかった」
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「気づけば一年が過ぎていた」
と感じ、後悔や焦りを覚えるものです。
しかし、私は**「まだ間に合う」**と思っています。
それが「フレッシュスタート理論」です✨
🧠 フレッシュスタート理論とは?
心理学では「フレッシュスタート効果(Fresh Start Effect)」と呼ばれる現象があります。
これは、「新しい区切り」によって人のやる気が自然と高まるという成功メソッド。
たとえば、
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新年
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誕生日
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月初
など、「節目」に合わせて人は行動を起こしやすくなります。
12月はその**“節目の前の節目”**。
「一年が終わる」という意識を逆手にとって、
年末の焦りや期待を燃料に、ラストスパートをかけるのです🔥
皆が「もういいや」と緩み始める時期だからこそ、
あえて12月を特別な月にする――。
それが次の一年を好スタートで始めるコツです。
📋 来たる12月に備えて:3つの行動戦略
✅ ① 今年のやり残しを片付けよう
「焦り」は悪いものだと思われがちですが、
時にそれは行動のトリガーにもなります。
「もうすぐ今年が終わる…」
その焦りを逆手に取り、やり残しを消化する絶好のチャンスです。
やり残しをリストアップし、
小さなことからで構いません。
「えいや!」と手をつけてみるだけで、驚くほどスッキリします✨
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面倒で放置していた書類整理
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年内に片付けたい掃除
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後回しにしていた人への連絡
実は手をつけてしまえばすぐ終わることが多く、
「もっと早くやればよかった」と思うはず。
心残りを年内にリセットできれば、
「新年を迎えるぞ!さあ来い!」と前向きな気持ちで1月を迎えられます🎍
🚀 ② 出来なかったことに再チャレンジ
12月は再挑戦の月でもあります。
これまで後回しにしてきた「やりたかったこと」に、今こそ再挑戦してみましょう。
準備や勉強をしすぎると、脳が「面倒だ」と感じて動けなくなります。
だからこそ、考えるより先に動くことが大切です。
「完璧な準備より、まず行動!」
英語学習、ダイエット、旅行計画など、
気になっていたけれど始められなかったことに**“見切り発車”**してみましょう。
心理学的にも、行動が先・モチベーションは後からついてくると言われています。
12月は「やり残し+再チャレンジ」の二段構えで、
一年の締めくくりを“再起動の月”に変えましょう💪
🎯 ③ 新年の計画を12月のうちに立てる
「目標は新年に立てるもの」と思っていませんか?
実は、それでは遅いんです。
新年の計画は、12月のうちに立てておくのが鉄則。
理由はシンプル。
元旦から即スタートダッシュが切れるからです🏃♂️💨
皆が休んでいる間に準備を整え、
年明けと同時に行動を始める――それだけで先行者優位を得られます。
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12月に目標を設定
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元旦から即行動
この流れを作ると、一年を通してリズムが良くなります。
「優位に立っている」という感覚が、自己効力感(やればできる感)を高め、
結果的に成功の確率を上げてくれます。
読者の皆さんも、
ぜひ1月に目標を立てるのではなく、12月に仕込む習慣を始めてみてください✨
🌈 おわりに
12月はどうしても忙しく、
「年末くらいはゆっくりしようか」と思う人が多い時期です。
でも、そんな時こそ、ほんの少しだけ**“努力のスパイス”**を加えてみましょう。
こっそりと、周りよりほんの一歩だけ早く動く。
それだけで、10年後に大きな差が生まれます。
12月を「終わり」ではなく「始まり」として迎える。
それが、最高の一年を迎えるための最初の一歩です。
大樋町

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