第287回:『来たる12月』に備えて

HOW TO

―年末を「締めくくり」ではなく「始まり」に変える思考法―


🌅 はじめに

言わずもがな、12月は一年の最終月です。
一年が終わるこの時期、誰しも否応なく振り返りの時間を迎えるのではないでしょうか。

多くの人が、

  • 「目標が達成できなかった」

  • 「気づけば一年が過ぎていた」
    と感じ、後悔や焦りを覚えるものです。

しかし、私は**「まだ間に合う」**と思っています。
それが「フレッシュスタート理論」です✨


🧠 フレッシュスタート理論とは?

心理学では「フレッシュスタート効果(Fresh Start Effect)」と呼ばれる現象があります。
これは、「新しい区切り」によって人のやる気が自然と高まるという成功メソッド。

たとえば、

  • 新年

  • 誕生日

  • 月初
    など、「節目」に合わせて人は行動を起こしやすくなります。

12月はその**“節目の前の節目”**。
「一年が終わる」という意識を逆手にとって、
年末の焦りや期待を燃料に、ラストスパートをかけるのです🔥

皆が「もういいや」と緩み始める時期だからこそ、
あえて12月を特別な月にする――。
それが次の一年を好スタートで始めるコツです。


📋 来たる12月に備えて:3つの行動戦略


✅ ① 今年のやり残しを片付けよう

「焦り」は悪いものだと思われがちですが、
時にそれは行動のトリガーにもなります。

「もうすぐ今年が終わる…」
その焦りを逆手に取り、やり残しを消化する絶好のチャンスです。

やり残しをリストアップし、
小さなことからで構いません。
「えいや!」と手をつけてみるだけで、驚くほどスッキリします✨

  • 面倒で放置していた書類整理

  • 年内に片付けたい掃除

  • 後回しにしていた人への連絡

実は手をつけてしまえばすぐ終わることが多く、
「もっと早くやればよかった」と思うはず。

心残りを年内にリセットできれば、
「新年を迎えるぞ!さあ来い!」と前向きな気持ちで1月を迎えられます🎍


🚀 ② 出来なかったことに再チャレンジ

12月は再挑戦の月でもあります。
これまで後回しにしてきた「やりたかったこと」に、今こそ再挑戦してみましょう。

準備や勉強をしすぎると、脳が「面倒だ」と感じて動けなくなります。
だからこそ、考えるより先に動くことが大切です。

「完璧な準備より、まず行動!」

英語学習、ダイエット、旅行計画など、
気になっていたけれど始められなかったことに**“見切り発車”**してみましょう。

心理学的にも、行動が先・モチベーションは後からついてくると言われています。
12月は「やり残し+再チャレンジ」の二段構えで、
一年の締めくくりを“再起動の月”に変えましょう💪


🎯 ③ 新年の計画を12月のうちに立てる

「目標は新年に立てるもの」と思っていませんか?
実は、それでは遅いんです。

新年の計画は、12月のうちに立てておくのが鉄則。

理由はシンプル。
元旦から即スタートダッシュが切れるからです🏃‍♂️💨

皆が休んでいる間に準備を整え、
年明けと同時に行動を始める――それだけで先行者優位を得られます。

  • 12月に目標を設定

  • 元旦から即行動
    この流れを作ると、一年を通してリズムが良くなります。

「優位に立っている」という感覚が、自己効力感(やればできる感)を高め、
結果的に成功の確率を上げてくれます。

読者の皆さんも、
ぜひ1月に目標を立てるのではなく、12月に仕込む習慣を始めてみてください✨


🌈 おわりに

12月はどうしても忙しく、
「年末くらいはゆっくりしようか」と思う人が多い時期です。

でも、そんな時こそ、ほんの少しだけ**“努力のスパイス”**を加えてみましょう。

こっそりと、周りよりほんの一歩だけ早く動く。
それだけで、10年後に大きな差が生まれます。

12月を「終わり」ではなく「始まり」として迎える。
それが、最高の一年を迎えるための最初の一歩です。


大樋町

大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
毎週、月曜日にブログを更新中。(少ないw)
ありがたい事に、
読者様が増えてきたから身を引き締めねばw
目指せ実用書知識のウィキペディア!(暴言)

大樋町をフォローする
HOW TO
シェアする
大樋町をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました