ブログに書いても覚えていない?
アウトプット前提で本を読んでも覚えていない(・・;)
本回は、私の忘れない読書方法についてです。
アウトプットさえすれば、頭に本の内容が入るのか?
これは全く逆で、
頭に記憶を残す読み方をするから、アウトプットできる。だと思っています。
私は、本を読み、頭に内容を入れながら、最終的にアウトプットできる状態に持っていく。を意識しています。
第一 まずは『著者の名前を覚える』
著者が一体誰なのか?
性別すら気にしないで読んでいた時期もありますが、著者の名前を覚える事で、本自体に愛着が湧きます。
更に、著者の名前が覚えにくい時は、愛称を付けて、友人のようにあだ名で呼んだりします。
その本に愛着が湧くことで、内容がすんなり入ってくる。ことにより忘れない。という方法です。
第二 『目次を読み込む』
本は、章や項目立てて作られています。
良書は、読者に分かりやすい目次構造になっています。
目次を覚えて、今自分がどこにいるかを把握しながら読むと、ゴールがどこかわかった状態になります。
ゴールのないマラソンなど想像したくもないですが、全体の中で、自分がどこにいるのか、現在地を把握しながら読むと、終わりがどこか分からない状態よりも遥かに読書の理解度が深まります。ことにより忘れにくくなります。
第三 『学んだ事を行動にうつす』
話を聞く、本を読むだけでは、2週間経つと、その記憶は2割ほどしか残っていないと言われています。それに対し、
学んだ事を行動に起こせば、その記憶は驚くべきことに
定着率 90%
だとも言われています。
個人的な経験では、仕事や学校の授業などで、皆の前で間違えて恥をかいたり、思い切って、周囲の注目の中、挙手して意見を進言したりすると、更に記憶に残りやすいです。
恥ずかしいという感情もさることながら、その時に学んだ事は何十年経っても忘れていません。
学んだ事をまず自分の行動に落とす、また、どうやったら行動に落とせるかを考えながら読書するといいです。
第四 『友人にお薦めするメソッドを見出す』
自分にとって必要ない知識は読み飛ばすのも手ではありますが、それでも、無理矢理読んでみたら、意外に自分にとって役立つ知識だった。という事もあるには、あります。
章を丸ごと一個分読み飛ばすと、ひょっとしたら、大事な知識を読み飛ばしたかも。と、不安さが残ったり、気になったりしてしまいます。
なので、自分に必要がないと判断した内容も、自分の周りにいる友人を想定して、その人に薦められるようにインプットすると良いです。
飛ばし読みの前に、これは友達の〇〇君にとってどう使えるか。を考えてみよう。
第五 『予測読み』
日常の会話や会議の中でも、話の通じ易い人、理解の早い人は、自分の頭の中で、相手が『こう言うだろうな』と予測しながら人の話を聞いている様に見えます。
「話の理解が早い人」にとっては相手が話す内容は、自分の頭の中の予想を確認する作業な訳です。
読書においても、章の題目を読んだ段階で、あらかじめ内容を想像しておくと、その後の本文が、答え合わせのようになり、理解が深まります。
相手が人なら、素早く相手が話そうとしている事を予測せねばなりませんが、相手が本なら、じっくり予測した後に、答え合わせができます。
予測は外れたとしても、その意外性のおかげで記憶に残るとされています。
第六 『復習読み』
アウトプットの直前段階です。
私は実際にブログを使ってアウトプットしていますが、手頃な方法だと、Twitterで概要をつぶやくという方法も良さそうです。
私は本を読む際に、大事な箇所には付箋を貼っています。それを見返します。
大事な箇所や、参考になったメソッドなどが、実際の行動に繋がり、自身の為になったかの確認もできます。
最後 『スローリーディング』
これは毎回というわけではなく、休日などに心掛けている読者方法です。
まとまった時間を設けて、腰を落ち着け、ゆっくりと時間をかけて一文字一文字を熟読していきます。読みふける。という感じです。
スローリーディングにより、
より内容を深く理解させる効果があると言われています。
と、以上が私の読書方法です。
ただ漫然と読書するよりも、ちょっとした意識を変える。工夫をするだけで、結果が大文違い、得られるものも多くなると感じています。
皆様の参考になれば幸いです。
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