第245回:はかどる本の読み方2.0

HOW TO

はじめに:

読者はお好きですか?
私は大好きです。
しかしながら、
あなたは球技は好きか?
と聞かれたら、
私は
大の苦手です
とはっきり答えます。

物事の好き嫌いは
変えようもない事かも知れませんが、
いざ『やらなきゃ行けない』
となった時、
少しでも有利に進める方法を知っていた方が
特だと思います。

読書好きな私は、
どう読めば
もっと本を好きになれるか?
にも関心があります。
あの手、この手の方法を試しては
よかった方法を取り入れています。

本のページをめくるだけ
という作業的にはシンプルな読書も、
工夫するとそれなりに
読み方を変える事ができます。
私なりに色々試してみて、
確かな効果があった
読書を好きになるアレコレ
はかどるアレコレ
を今回はアウトプットしてみます。
もちろん今でも続けている方法たちです。

読書は、
手軽に自分をアップデートできる
優秀なコンテンツの一つ。
是非是非毎日に取り入れて欲しいです。

はかどる本の読み方:

しおり2枚システム

しおりは読み終わりに使う物で、
読書の際には1枚で事足りますが、
そこにもう1枚追加して、
その日の読み始めと読み終わりに
1枚づつ使うと、
1日に「どれだけの量を読み終えたか」
が一目で分かるようになります。

この読んだ量を視認できること
がモチベーションに繋がります。

読めば読むほど、
2枚のしおりに挟まれた
本のページの厚さが厚くなり、
その日の読書量を
物理的に実感できます。

本の内容も去ることながら、
「今日はこんなに読んだのか!」
を簡単に視認できる事自体が
モチベーションを
更に高めてくれるのです。

読む量が少なくても大丈夫です。
しおり2枚システムは、
具体的に「何ページ分読み進めたのか」
を知る道標にもなります。
読み終わりのページから
読み始めのページ数を引けば
その日に何ページ進んだのかを
数字で具体的に知ることができます。

少なければ少ないで、
翌日のモチベーションにも繋がります。
昨日より少しだけ多く読もう
と思っても、
具体的にどれだけ読み進めればいいか
が分からなければ、
乗り越えるモチベーションは
湧きにくいです。

その点、
しおり2枚システムは
無情にも「数字」で読んだ量が
把握できてしまいますので、
自分で自分を叱咤することもできます。

読み進める量が
多くても少なくても
読書に対するモチベを
上げることができますし、
しおり1枚を増やすだけで
手間も費用もそこまではかかりません。
おすすめです。

歩き読み

勉強をしたり、
読者をしたりなど、
知識をつける時は
動きながらが良い。

これは私にとって
読書の概念を覆す、
目から鱗の事実でした。

従来、
暖かい部屋で、
ソファーに座りながら
コーヒーでも飲みつつ、
ゆったりとした気分で味わう。
これが私流の読書でした。
しかしながら、
科学が示した効果的な読書は
上記に示した通り、
動きながら読む方法であり、
まるで反対です。

これは私たちの祖先が、
まだサバンナに住んでいた頃に養われた
本能に基づくものです。

サバンナでは、
敵から逃げたり、
獲物を追いかけたりと、
激しい動きをする場合、
それはその後の生命を左右する
重大なイベントを意味していました。

逆に
ゆったりとリラックス状態
の時は、
自分の周りに危機は無く、
何かを覚える必要もまたありません。

よって、
何かを覚えようとする場合、
それは運動により
血流を良くして、
これは今後も必要な知識だ
と身体から脳に合図してやる方法
がとても有効なのです。

歩き読みには
脳に危機感を与えて、
記憶を定着しやすくさせるだけでなく、
血流を促進させることで
「認知力を向上」させた状態で
本を読み進めることもできます。

小説や物語ではなく、
実践を見据えた実用書を読むなら
読解力は
無いより有った方がいいのは明確です。
コンテクストごとにちゃんと理解しながら、
腹に落としていくのが読書です。
歩き読みをするだけで、
血流が良くなり、
脳への酸素供給量が増え、
認知力を高める事ができるわけですから、
やらない手はありません。
動いているので
眠くなることもありません。

屋外を歩いて本を読むのは
危険なので、
人のいない公園内や、
ステッパーを使うのがおすすめです。

本の「2冊買い」ご褒美システム

本の多冊買いはおすすめです。
積読(つんどく)
になりがちな多冊買いが
読書法として有効だとは
自分でも意外でしたが、
余分に買うのは
「2冊程度」
と少量に絞ることで、
「次に読む本が楽しみだ」
という感情が生まれ、
今現在読んでいる本の
読書スピードをブーストしてくれます。

章題のとおり、
2冊目でまだ手をつけていない本を
今読んでいる本のご褒美にすることで、
読書のモチベーションとスピードを
もっと上げよう
と言う私なりの工夫ですが
これが結構、上手くいっています。

個人的な意見にはなるものの、
後に待っている本が
ほんの数冊であるなら
そこまでプレッシャーにならず、
早く次の本「も」読みたい
と言うポジティブな感情を
産んでくれます。

あくまで
読みたい本
を増やすのであって、
読まなくちゃいけない
という負の感情が出てくるなら
この多冊買いはおすすめできません。

本購入時、手に取った際に、
良く分からないけど
とりあえず買っておこう
程度の本だと積読してしまうので、
・本当に興味のある分野に絞る
・好きな著者に絞る
などを軸に本を選ぶのも
2冊買いご褒美システムのコツです。

今読んでいる本が読み終わったら、
すぐに「次」に行けるのも良い面です。
本を読み終わった後、
読みたい本が見つからず、
手持ち無沙汰になると
モチベーションは下がりがちです。
読みたい「次の本」に
視線を持っていくと
読書のモチベーションを
保つこともできます。

本は自分を高めるため
最高レベルにコスパがいい方法
だと自負しています。
次々に手に取る本を確保しておけば
手持ち無沙汰にならない
安心感がありますので
そう言う意味でも
多冊買いはおすすめできます。

おわりに:

私なりの
はかどる読み方
の紹介はいかがだったでしょうか。

このブログに
真っ先に辿り着くのは、
私と同じく読書好きの人たち
ではないでしょうか。
言うまでも無く、
皆それぞれ自分なりの読書方法を
既に構築している人たちでしょう。

前述の通り、
本のページをめくるだけ
の読書は、
一見、工夫の仕様も無い様に見えますが、
ここは一つ、
先にご紹介した方法の何かを取り入れ、
新しい刺激とモチベーションの向上に
挑戦してみて欲しいと思います。

私も今後も、
何からしらの工夫と改善に挑戦し
良い方法に出会ったら、
積極的にアウトプットしていきますので、
どうぞお楽しみに。

大樋町

大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
毎週、月曜日にブログを更新中。(少ないw)
ありがたい事に、
読者様が増えてきたから身を引き締めねばw
目指せ実用書知識のウィキペディア!(暴言)

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