第240回:カフェ作業してみた

HOW TO

はじめに:

あの憧れのスターバックスで、
キラキラ輝くMacBookを持ち出して
マキアートを片手に颯爽に仕事をこなす。
いわゆる「スタバでマック系」
を演じている自分を、
誰もが一度は想像した事が
あるのはないでしょうか。

意識高い系だの、
逆にイケてないだのと
揶揄されがちですから、
少し抵抗も合ったのですが、
ものは試しだと挑戦してみたところ、
とても快適でした。
私のノートパソコンは
MacBookではありませんが。汗
イケてる自分に酔う
のも楽しいものです。

最初は遊びみたいなもので、
自分に酔う以外のメリットは
無い様に感じていましたが、
最近では、
ブログ記事を茶店で書くのが
趣味になりつつあります。
それ相応の良いところが
あったからこそです。

流行に流されてしまった感
も否めませんが、
実際にやってみて分かった事
もたくさんあります。

今回は管理人的
カフェ作業のすゝめ
をアウトプットしてみようと思います。
今少しだけお付き合いください。

カフェ作業してみたら

意外に捗る作業

部屋で一人で作業するより、
他人の目が有った方が
作業ははかどります。

この「見られてる感効果※」は
※私の造語です。笑
例え周りにいるのが
知らない人たちであっても
効果がある様です。

学生をはじめ、
図書館で勉強した事のある人は
それをよく
理解していたのだと思います。

管理人は学生時代、
図書館に出向いたことは
ごく稀に誘われた時だけ。
我ながら情けない過去ですが、
今さらながら、
「見られている感効果」
が素晴らしいかを思い知っています。

おかしなもので、
自分と同じように、
茶店内で作業をしている人
を見かけると、
完全に知らない人であるにも関わらず、
一緒にがんばろーぜ!
と仲間意識の様なものまで
芽生えてくるから不思議です。
もちろん頭の中で思うだけで
話しかけたりはしませんが。

見られてる感効果は、
自分が好きで作り出す環境
ではあるものの、
ある程度の強制力もあります。
かっこよくパソコンを開いたのに、
10分で作業に飽きてしまう様では
意識高い系とは言えません。笑
正直格好悪いです。
馴染みの茶店となるとなおさらです。

ある程度の時間を
作業に費やさなければ
自分の面目が立たない。
そう考えると、
周りにいるのが知らない人たちでも、
意外にサボれないものです。

面倒臭い作業は、
手につけるまでに時間がかかりますが、
皆が見ていると意識したり、
頑張っている人を見たりすると
すっと始められたりします。

ですから、
今、やらなきゃいけない、
でも食指が伸びないような作業は、
カフェに繰り出してから
手を付けてみてはいかがでしょうか?

環境の成せる技

自分に酔ってしまうのも、
一つの作業効率化のテクニックです。

私は、
スタバに居る
と認知するだけで
自分に酔えてしまいます。笑

自己肯定感を上げるのは本来、
至難の技ではあるものの
工夫すれば簡単です。
できる男を自分で演出すると
作業も捗ってくるから不思議です。

環境が人にもたらす作用は
心理学的にも驚きの結果をもたらします。
研究の中に「若返り実験」
というものがあります。

ある高齢の男女を集め、
彼らに
「青春時代」
を再体験してもらう
というユニークな実験です。

被験者には、
過ごす部屋や食事などの他、
聴く音楽やみるテレビ番組、
着る服や言葉使い、
会話の中の話題に至るまで
徹底的に青春時代を再現した環境で
数日を過ごしました。

すると、
メンタルは勿論のこと、
フィジカルにまで影響があったそうです。
実際に身体が若返った
(生理分析において良好な結果を得た)
というのですから驚きです。

さらに、
いつもと違う新鮮さは、
思考の柔軟性にも繋がります。
漫画「スラムダンク」の作者は
自分のお気に入りカフェを
いくつも持っているそうです。
アイディアが行き詰まると、
カフェを変えては漫画を描くそうです。
環境の変化は想像力にも影響する様です。

冷蔵庫の前まで来て、
何を取りに来たか忘れてしまう様に、
人間の脳には、
環境が変わると
「その前にいた環境」での記憶を忘れて、
次の新しい環境において何が起こるか
に備える準備をする機能があります。
環境の変化は
人間の記録にまで影響を及ぼします。

ストレスを感じると
人は部屋や精神的にも
中に中にと閉じこもりがちですが、
実際には
外へ外へと出た方が良い
とされています。
行き詰まりを感じなくても、
家の外に出かけてみると
意外な発見や、
新しいアイディアを思いつく事も
あるかも知れません。
環境の力を侮ってはなりません。

プチ贅沢との合わせ技(「誘惑バンドル」メソッド)

誘惑バンドルと呼ばれるメソッドは
ペンシルバニア大学の行動心理学者
ケイティ・ミルクマン氏が提唱する、
自分を変えるためのメソッドの一つです。

簡単に言うと、
・好きではない仕事
・手をつけられない作用
は、
・自分の好きなこ
・ちょっと贅沢なこと
等に抱き合わせる(バンドルする)
という方法を取ります。
すると、
やりたくない事へのモチベーションが上がり、
しかもそのモチベーションを
長期的に継続させることができる
と考えられています。

例えば
・勉強をしている時は、
 チョコレートを食べて良い
・面倒くさい作業をする時は
 スタバへ行っても良い
・スポーツジムの個人ロッカーに
 オーディオブックを置いておき
 そこに行かないと聞けない状態を作る
など色々と応用が効きます。

私は「スタバでマック」を
このご褒美の一つとして
取り入れているわけです。

スタバは定期的に、
ご褒美でないと買えないのでは?
と思えるような豪華なラテを
新商品として打ち出してきます。

何かが行き詰まったら、
それを解消するためになら
スタバへ行って
シーズン限定ラテを注文して良い
とバンドルする事で、
やりたくない事や
面倒くさい事、
さらには
問題があって進ませたくない事
などを楽しく解決してきました。

ご褒美の設定がうまく行くと、
問題が起こる度に、
やったスタバに行ける!と、
本来意気消沈するはずの事が、
嬉しい事に早変わりです。

何か今問題を抱えているなら、
自分な好きなことと
抱き合わせ(バンドル)
してみると良いでしょう。

おわりに:

『あなたにとって
 1番楽しい事はなんですか?』
『1番好きな食べ物は?』

子供の頃なら
簡単に答えられたはずの質問にも、
大人になると
答えに窮するのはなぜなのでしょうか。汗

好きなことを思う存分楽しむ。
それを何時からやっていないかなぁ
等と思いながら本記事を書きました。

スタバでマックは、
私にとって大人の贅沢ですが、
うまく取り込むと、
人生を好転させる
良い手段にもなり得ます。
憧れていたことを、
一度やってみること自体にも
意味があるように思えます。

カッコつけすぎ!
と倦厭されがちな
スタバでマックも
ある意味では有意義です。

大樋町

大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
毎週、月曜日にブログを更新中。(少ないw)
ありがたい事に、
読者様が増えてきたから身を引き締めねばw
目指せ実用書知識のウィキペディア!(暴言)

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