第153回【コラム記事】一人暮らしで充実した事【実家では味わえない】

HOW TO

はじめに:

実家は早く出たほうが良い。
人それぞれですが、
そんな意見もある様です。

幸い私は仕事柄、
一人暮らしを余儀なくされる事が多く、
一人暮らし歴も段々と長くなってきました。

一人暮らしには小苦労も多いですが、
一人暮らしだからこそ得られる事も多く、
それらを享受できないのは
とても勿体なことだとも思います。

実家の高齢の親が心配だ。
といった意見があります。
立派な意見で私も大賛成です。
田舎には昔ながらのしがらみがあり、
実家(母屋)は長男が守るもの
みたいな考え方も根強く残っていたりします。
しかし、
いずれ実家に戻ることが必要であるなら、
なおさら両親が元気なうちは、
一人暮らしに挑戦できるゴールデン期間
とも考えることができます。

一人暮らし未経験者にとって
一人暮らしを始めることは、
新しい人生を運んできてくれる
とても大きなきっかけになります。

今回は、
未だ一人暮らしの経験が無い人
まさにこれから、
一人暮らしを始める人や始めたい人
に対して、
管理人が、
一人暮らしを通して得た、
充実した事やメリットなど
についてアウトプットします。

一人暮らしで充実した事:

他人の干渉なしで出来る

部屋を掃除しなくても怒られない。
これくらいの事だと、
少々子供じみていますので、
もう少し踏み込んでみます。笑

一人暮らしは、
何と言っても「自由」です。
この圧倒的自由度は
他に変えようの無いメリットです。

例えば、
洗濯が終わった後、
靴下のペアを探す手間を減らしたい。
と考えた時、
『一種類の靴下しか使わない』
ようにすれば即解決です。
ここで家族と共暮らしの場合、
家族中の靴下を統一するなんて、
いきなり難しいなと気づきます。

食べたい料理も一人暮らしだと
食べたい物を食べられます。
家族の前であっても、
いいおっさんが「ホットケーキ」を
作るのは案外恥ずかしいものです。笑
また、
家族の健康を考え、
脂ギトギトのステーキ肉
を一人だけ食べ、
家族には淡白な魚料理では
ちょっと気が引けます。

その点一人暮らしは
「自由」の一言です。
責任さえ取れるなら、
・深夜までゲーム三昧
・休日は朝からビール(たまにはいいかも?笑)
・友人を呼んで朝までトーク
などやりたい放題です。

何か怪しげな料理に手を出すもよし、
突然、絵画に目覚めるもよし。
家族から「何してるの?」
と、訝しんだ目を向けられることなく、
良くも悪くも、
他人(自分以外)の干渉を受けず、
何でも好きな事が出来るだけに、
人生の幅が大きく広がりました。

一つ屋根の下で多数で暮らすのも
良いことはたくさんありますが、
一人で気兼ねなくできることもたくさんあります。
自由を楽しむのは
一人暮らしの特権です。

新しい町での新生活にわくわく

新しい何かが始まる。
あの
「ワクワクがちょっとだけ勝つそわそわ感」
が一人暮らしにはあります。

最初の夜は少しだけ寂しいけれど、
翌日からは慌ただしくも、
充実した毎日が待っています。

前回、胸をワクワクさせたのはいつですか?

パッと思い出せないなら、
一人暮らしを始めると、
久しぶりにその感覚を体験できます。

もちろん大変なこともあります。
そもそも、
一人暮らしを始める覚悟と決断が必要だし、
引っ越し自体も大仕事です。

引っ越し先の生活基盤を築くのも
一筋縄ではいきませんが、
一つ一つ積み上げていく充足感が
既にワクワクを呼び込んできます。

新しい街で、
次は何をやろう?
どこに行ってみよう?
エモい堤防沿いの散歩道はないか?
と、ワクワク感は行動力を生んでくれます。
部屋についても、
どうするともっと利便性が上がるだろう。
もっと広く見せるにはどうすればいいか。
など、頭の奥底から
やりたいことが生まれてきます。

わざわざ面倒くさいことはしたくない。
そう思う前に。
日々の生活に退屈を感じたなら、
ひょっとしたら「そこ」はもう
あなたのいるべき場所では無いのかもしれません。
次の新しいステージは
きっとワクワクを連れてきてくれますよ。

1人で生きる。ってどういう事かを知る

一人暮らしでは、
誰かが代わりににやってくれた。
は絶対にありません。

問題やトラブルが発生したら、
必ず自分で解決せねばなりません。
一聞だと「大変」なことに聞こえますが、
それは反対に充実感に繋がることを
私は知っています。

誰かが解決してくれないなら、
それは自分で解決しなければならない。
という事であり、
ひいては、
「自分で解決できることが増える」
と言い換えることもできます。

ゴミの分別、アイロンがけ、
掃除の仕方、料理のノウハウ、
などなど。
こんな事も出来なかったのか
と落ち込む事もありますが、
それはそれ。
何歳になっても学ぶ事はあるのだなぁと、
考えにふける事ができるのも、
一人でやってみたからこそです。

加えて、何かのタイミングで
誰かが代わりにやってくれると、
物凄く助かります。
そのありがたみはかけがえの無いものです。
今まで、家族が自分に対して
どれだけ貢献してくれていたのか。
感謝もひとしお。
その再確認にも一人暮らしは最適です。

しかし、
家族は自分で作るもの。
『いつまでもあると思うな親と金』
とはよく言ったもので、
古臭いと思っていた金言の中には、
やはり真理があると思います。

備えあれば患いなし。
一人になった時どうしよう。ではなく、
「その時はこうする」を準備しておく。
一人暮らしは
自分を強くもしてくれるものなのです。

おわりに:

友人が一人暮らしだったり、
友人から一人暮らしを始める。
と聞くととても嬉しくなります。
暮らしのアイディアを共有したり、
大変なことを愚痴りあってみたり、
ついに決心したかと感心してみたり。
どこか誇らしげな態度にもうなづけます。

実家で動き出すきっかけを待っているなら、
思い切って独りで外に出てみるのは、
貴重でかけがえのない体験を
運んできてくれます。
独り立ちは、
大人に近づく、
大事な一歩だと確信します。

大樋町

大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
毎週、月曜日にブログを更新中。(少ないw)
ありがたい事に、
読者様が増えてきたから身を引き締めねばw
目指せ実用書知識のウィキペディア!(暴言)

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