第209回:田舎の一人暮らし、ぶっちゃけ

HOW TO

はじめに:

私は田舎に住んでいます。
もうこれでもか!と言うくらいの田舎で、
無印良品やニトリはもちろん、
スーツの青山やはるやまもありません。
たこ焼きを食べたい時は
「銀だこ」ではなく。
スーパーに行かないと手に入りません。

不便そうに見える田舎に
住むメリットはあるのか。

じゃあ、なんで田舎を出ないの?
と聞かれれば、
それ以上の何かがあるのでしょうが、
はっきりと口にしたことはありません。

今回は、管理人が思う、
田舎暮らしのぶっちゃけ話
をアウトプットしてみます。

都会に憧れを抱きつつ、
田舎暮らしを満喫する管理人は、
一体どちらが良いと思っているのでしょうか。
私自身も書き終えるのが楽しみです。
※ちなみに管理人は東京に数年住んだ経験持ち

それが
メリットなのかデメリットなのかも
分かりませんが、
私のぶっちゃけ
に少しだけお付き合いください。

田舎の一人暮らし、ぶっちゃけ

車、必須で生活を切迫

田舎では車はマストなアイテムです。
都会では、
運転免許証を持っていない人
という概念がある様ですが、
私に言わせると
田舎では生きていくには
完全にハードモードになる
と言えるくらい、
車と免許証の有無は重大な意味を持ちます。

社会問題の話は
このブログではニュートラルな立場ですが、
田舎では公共交通機関が充実していないので
どこかに行くのに車は必須なのです。

車はそれ自体が高額ですし、
所有していれば、
ガソリン代、駐車場代、
税金に保険代、
高速道路を使えばその使用料、
故障すれば修理代もかかります。

維持費にも管理にも大きな労力
がかかっていますが、
それでも手放せません。

中には、
車をいじることこそが趣味
なんて人もいて、
車の改造や装飾に、
さらにお金を注ぎ込む人もいますが、
費用はとんでもない事
になっている様です。

これは、無用な勝負事に、
無理矢理、参加させられている気分です。
車を持っている
だけでは、
人としてのアドバンテージは取れず、
「良い車」がモテはやされます。
高価な車ばかりが
その人の価値ではない
とは重々理解していますが、
周りに無用な価値観を押し付けられているようで
少し疲れるのです。

田舎暮らしに憧れる都会人にとって、
その不便さをも愛おしい
とは聞いたことがありますが、
渦中にいる私にとっては
さほど良いことばかりでは無いです。

実家近いが二重丸

デメリットの次はメリットも一つ。

田舎はイコール実家がある場所
という人も多いのではないでしょうか。
御多分にもれず管理人もそうです。

実家から出て早数年経ちますが、
だからといって、
実家に立ち寄らなくなった
というわけでは全くありません。

一人暮らしの皆さんは、
実家とはどのような距離感で
毎日を生活しているでしょうか。

私にとって実家は
ゲームでいう回復ポイントのようなもの
だと考えています。

日々の戦いで疲れた時には
心と体を回復するために
実家に戻ります。
HPやMPが回復したら、
また一人暮らしの生活に戻る。
実家は、
ドラゴンクエストで言う所の
セーブポイントの教会みたいな場所
というわけです。

40歳にもなって大人気が無い
とも言われそうですが、
そこはそれ。

いつまで経っても
親子の関係
は崩れることが無いわけで、
そこを享受する事に抵抗はありません。
困った時はお互い様で、
私が親を助ける事ももちろんあります。

たまには親を頼って実家に戻ると、
親は親で、
頼りにされる事が
全く嫌いな分けでは無い様子です。

帰りにたくさんの食材を
持たせてくれますが、
まるで孫にお小遣いを渡すのが
嬉しくでたまらない祖父母の様です。

たまには実家に帰って、
気力と体力を回復する事ができる。
これも田舎の強みです。

近所のしがらみ、実は多くない

仕事柄、
地元を出る事なく同じ県内で、
引っ越しばかりを余儀なくされ
一所に留まら無い生活をしてきました。

実際に今も田舎暮らしで、
緑の山に囲まれた地域に住んでいます。

住む場所が変われば、
文化とは言い過ぎながらも、
その地その地の生き方
の様なものが確かにあり、
ゴミの出し方一つ取っても、
地域のお祭り一つ取っても実に様々です。

ここで気になるのが、
田舎は一律で「しがらみ」が強い
というネガティブなイメージです。

東京の様に、
お隣さんの顔も名前も知らない
なんてことが
田舎でも起きているのでしょうか。
ある意味、
ご近所付き合いがない方が
不要な人付き合いがなくなって
気楽だと感じる人も多いことと思います。

田舎では、
近所の人たちが不必要に私事に
関わってきたり、
ほぼ強制参加のイベントが
毎月の様にある。
この様なイメージもあるかと思いますが
実際にはどうなのでしょうか。

早速、私なりの回答を示すと、
「どこまで関わりたいかによる」
となります。

各地域では、
新しく引っ越してきた世代と
古くから住み続けている世代とが
共存している地区が多く、
トラブルが皆無とは言えないものの、
昔ながらの考えが既に風化しつつある
と言う現実が、少しづつではありますが、
浸透している様に見えます。

青年団や壮年会にも、
所属しないと生きていけない
と極端なことは決してありません。

当然ながら、
町内会費は払った方がいいし、
ゴミの出し方もルールを守って方がいいですが、
だからといって
地域の行事やイベントの全てに
参加できなくても、
文句を言う人は少ないと思います。

周りの人たちと波風を立てず、
普通の態度で接してさえいれば、
村八分にされる
なんてことはそう滅多になく、
(と言うより見たことはありません)
大袈裟な表現ですが、
みなそれぞれ自由に生きており、
そこまで窮屈さは感じません。

むしろ、
一人暮らしの高齢者などは
近所付き合いをした方がいいだろうし、
高齢者で無くとも、
例えば体調不良で
動けないほどの状況になれば、
助けてくれるのは
近くに住んでいる人達だったりします。

なので、
自分がどこまで地域の人達と
関わり合いになりたいのか
によってしがらみへの感じ方もまた
変わってくるのだと思います。

私はといえば、
付かず離れず
を意識しており、
全てのイベントを無視することもなく、
友人を作りすぎることもなく、
夜中まで行われるお祭り準備の騒音にも
苦情を言った事はありません。

それくらいの事で、
十分、無難にやってこれましたので、
極端な田舎のしがらみ
を想像している人は
もっとずっと気楽な考えでも
あながち間違ってはおりません。

場所によって絶対はありませんが、
もし田舎へのIターンなどを検討の方の
参考になれれば幸いです。

おわりに:

取り止めのない、
徒然文章になってしまいましたが、
まごう事なく
「ぶっちゃけ」の記事です。

田舎には、
良いところも悪いところもある。
なんだか最後のまとめまで
無難な内容ではありますが、
シンプルな答えほど正しい
と哲学にある通り、
今回の様に、
シンプルでありきたりな回答ほど
信頼できるのかも知れません。

個人的な事を言えば、
田舎と都会を選べるなら
私は田舎で十分です。
デメリット以上にメリットを感じる
田舎が大好きです。

大樋町

大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
毎週、月曜日にブログを更新中。(少ないw)
ありがたい事に、
読者様が増えてきたから身を引き締めねばw
目指せ実用書知識のウィキペディア!(暴言)

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