第270回:変わりつづける人から学ぶ 🌱

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🌍 はじめに:変化が当たり前の時代に

コロナ禍や9.11、リーマンショック、そして3.11――
世界を揺るがす大きな出来事が、定期的に私たちの生活を襲ってきました。

本記事では、研究者ブラッド・スタルバーグ氏による全米ベストセラー『Master of Change』をもとに、「変化にどう向き合うか?」を学びます。

🧠 イレギュラーこそがレギュラーである

という視点から、人生をしなやかに歩むヒントをお届けします。


📊 世界と個人に訪れる「変化」の頻度

  • 世界規模では、約10年に1度

  • 個人レベルでは、なんと平均「18ヶ月に1回」

人生で起こる大きな変化は「約36回」にもなります。
これは、就職、転職、結婚、出産、病気、転居など、あらゆるライフイベントを含んだ数字です。

🔍 変化は「悪」ではなく「現象」。どう受け止めるかが人生を左右します。


🧠 柔軟でブレないマインドセットを持つ

✅ 「幸福=現実−期待」という公式

変化に強い人は、過度な期待をせず「現実」に目を向けています。
脳は常に予測しながら働いており、現実と予測にギャップが生まれると、ストレスが増す仕組みです。

🍞 例)「ケーキがある」と思って帰ったらパンしかなかった…
でも冷静に考えれば、何もないよりパンがある方が良いはず!


💥 もう一つの公式「苦しみ=痛み×抵抗」

痛みに抵抗しようとするほど、苦しみは増大します。

👩‍👧 実例:娘のカミングアウトに最初は抵抗した母親。
しかし「受け入れる」ことで心の平穏を得ました。


🧭 自分の「価値観=コアバリュー」を見つけよう

変化に流されるのではなく、しなやかに変化するには「自分の堤防=価値観」が必要です。

🌊 川の流れのように:柔軟だけど芯はある

川の水は常に流れますが、堤防がなければただの氾濫。
価値観は行動の指針となる「流れの方向」を作ります。

✅ ブログ管理人のコアバリュー

  • 勤勉性

  • 誠実性

  • 冒険心

これらを日常行動に落とし込む工夫をしています。
例:「面倒くさい」と思う前に動く!が勤勉性の表れ。


⏳ 感情に「反応」せず「対応」する

怒りや不安といった感情に振り回されないためには、「対応」が大切です。

🧘‍♀️ 4つのステップで感情と向き合う

  1. 待つ

  2. 整理する

  3. 計画する

  4. 動く

⚡怒り回路 vs 🌈ワクワク回路

この2つは同時に働きません。
「怒りMAXのとき、旅行の計画なんて無理」なのはそのせいです。


🎭 セルフディスタンスで自己を助ける

大きな困難に直面したら、こう考えてみてください。

「もし友人がこのことで悩んでいたら、どうアドバイスするか?」

自分を客観視することで、冷静な対応ができるようになります。


🛌 無理にポジティブにならなくていい

ポジティブ思考を押しつけると、逆効果になることもあります。
ときには「休む」ことも、変化に適応するための重要な選択です。

🧠 心理的免疫システムは、自ら回復する力を持っている
ただし、回復には「時間」が必要です。


✨ おわりに:変化を受け入れる力が未来をつくる

  • 変化に抵抗せず受け入れる

  • 自分の価値観を明確にする

  • 感情をコントロールするスキルを身につける

それが、「変わりつづける人」の秘訣です。
未来は予測できないからこそ、しなやかに生きていきましょう。

大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
毎週、月曜日にブログを更新中。(少ないw)
ありがたい事に、
読者様が増えてきたから身を引き締めねばw
目指せ実用書知識のウィキペディア!(暴言)

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