今回の疑問
何となくアウトプットが大事だとは聞いていても、
それがなぜ大事なの?
どれだけやればいいの?
など、改めて質問されると答えられないものです。
基本を理解していないと、漠然としたアウトプットになってしまいます。
今回は、私が本から得た情報により、
アウトプットの基本への理解を深め、アウトプットをより効果的に行うやり方
を解説します。
アウトプットってなぜ大事?
せっかく知識をインプットしても、それを忘れてしまうから。その前にアウトプットして記憶を定着させる。というイメージが強いと思います。確かにそれも大事なのですが、
実際にはアウトプットは、もっと重要な役割を担っています。なぜなら
「そもそも現実世界は、アウトプットをしないと変わらないから」
です。
本を10冊読んで、一度もアウトプットしない人より、読んだ本が3冊であっても、その内容をしっかりアウトプットした人とでは、圧倒的に後者の方が成長できていることでしょう。
なので答えは、
となります。
インプットを続けていただけでは、脳内知識が増えただけの、ただノウハウコレクターでしかありません。
アウトプットの基本
アウトプットの重要性を再確認したところで、次はどのようにアウトプットすればいいのかを再確認しましょう。
アウトプットってなに?
インプットが「見る」「聞く」なのに対して、
アウトプットが「話す」「書く」「行動する」の3つです。
インプットとアウトプットの違いは、
アウトプットは運動神経を使う
ところです。
話す場合は口を動かします。身振り手振りをして話す人もいるでしょう。
書くのも腕や指を使います。
行動する。も運動神経を使うのは必然です。
インプットとは違い、アウトプットは運動神経を経由するので、覚えたことは、脳内で、小脳・海馬を経由し、その後に大脳連合野に蓄積されます。
多くの脳神経を経由するので、記憶に残りやすいという分けです。
反対に、記憶したことを、「脳内で反復するだけ」では、アウトプットとは言えません。
アウトプット時は、あくまで、
- 声に出す
- 文字にする
- 何かの行動に落とし込む
など、運動神経を使いましょう。
どれくらいアウトプットすればいいの?
では具体的に、どれくらいアウトプットすればよいのでしょうか?答えは、
2週間以内に3回以上
です。これくらいのアウトプットで記憶は定着するとのことです。
更に、インプットとアウトプットの比率は
インプットが3に対し、アウトプットが7
と覚えましょう。
例えば、英単語を3分でインプットしたら、7分は書いたり、しゃべったりしてアウトプットしましょう。
そして、それを、2週間以内に3回以上繰り返しましょう。
思ったより、インプットが少ないと感じた方が多いと思いますが、これが、科学的に正しい黄金比となっております。
まとめ
- アウトプットは運動神経を使う行為である
- 2週間以内に3回以上のアウトプットで記憶定着
- 比率は3:7(インプット3に対してアウトプット7)
今日の参考図書
名称 OUTPUT アウトプット大全
著者 精神科医 樺沢紫苑(かばさわ しおん)
価格 定価 本体1450+税 ○時2019年1月末日まで
発行発売 サンクチュアリ出版
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