第18回【話す】アウトプットとしての「話す」ってなんだ?【アウトプット】

読んだ本

今日の疑問

前回の記事では、アウトプットの概要と重要性について、私が学んだ事をアウトプットしました。

(皆さん、シェアできたでしょうか?お役に立っていれば幸いです。)

参考図書は本記事末にも記載してあります。

前回記事では、「人生は、インプットだけでは絶対に変わらない。アウトプットを伴うからこそ人生は好転する。」「じゃあ、どれくらいアウトプットすればいいのか?」等にふれました。

今回は、もう一歩踏み込み、3つのアウトプット方法、「話す」、「書く」、「行動する」の内、「話す」について、深堀したいと思います。

アウトプットとして、効果的で、科学的に正しい「話す」とは一体何なのか?

学んだ事をアウトプット

それでは、本を読んで学んだ事をアウトプットしていきますのでお楽しみください!

(1) 話す

アウトプットが苦手な人に、まず挑戦して欲しいのが「話す」です。

友人や家族と話しをするのも、立派なアウトプットだと著者は言います。

昨日見たアニメがどんなものだったか。SNSで紹介されていた店に行った。など話題はなんでもいいそうです。

ただ、事実をそのまま述べるだけだと、効果的なアウトプットとは呼べません。

もし、脳を活性化させ、記憶の増強・定着させたい場合は、話す内容の中に、

自分の感情

を盛り込みましょう。

記憶力が向上するだけでなく、あなたの意見が反映されことにより、そこにはオリジナリティが生まれ、SNSなどに投稿する際には、「あなたらしさ」という付加価値のあるアウトプットができます。

事実+感情・意見→アウトプット力向上

(2) 質問する

話すとは、何も相手がいないとできないものではありません。

この「質問する」も、答えを聞く人がいなければできない。と思うかも知れません。

ここで言う「質問する」とは、他人への質問ではなく

「自分自身に質問する」

という方法です。

自分自身に質問することにより、脳は圧倒的に活性化し、必要な情報を集めてくれます。

なので、もし今後、何かのセミナーを受講する、新しい実用書に目を通す時は、最初に、

「私はこの本から何を学びたいのか?」

「何のために私はこのセミナーに来たのか?」

と自分自身に質問してみて下さい。

得られる結果には差が生まれてくるはずです。

(3) 説明する

アウトプットの極意ともいえる「説明する」です。「教える」ともとれるこの方法ですが、人にものを説明することにより、記憶力を圧倒的に高めることができます。

その原理は、説明をすることにより、記憶は

意味記憶からエピソード記憶

へと変化するからです。

意味記憶とは、関連性の低いものが断片的に集まった状態です。

この状態から、「説明する」という過程を経たことで、点と点が結びつけられ、まとまった状態と成ったのがエピソード記憶です。

自分の覚えたい事柄は、自分の言葉に置き換えて、自分の言葉で他人に説明できるようにすると、より記憶が定着します。

まとめ

今回は、下記の参考図書に紹介された「話す」の方法の内、自分が特に重要だと思えるものを3つ抜粋してみました。

「話す」アウトプットと聞くと、相手がいなければできないことだと、勝手に思い込んでいましたが、一人でも、「話す」ことによる、効果的なアウトプットができるのだと、新たな気づきを得ることができました。

今日の参考図書

【名  称】 OUTPUT アウトプット大全

【著  者】 精神科医 樺沢紫苑(かばさわ しおん)

【価  格】 定価 本体1450+税 時2019年1月末日まで

【発行発売】 サンクチュアリ出版

大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
毎週、月曜日にブログを更新中。(少ないw)
ありがたい事に、
読者様が増えてきたから身を引き締めねばw
目指せ実用書知識のウィキペディア!(暴言)

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