この本を読む前の管理人
管理人は、学生という立場を卒業してから、「書く」という行為から遠ざかっていました。
長時間ペンを握り、ノートに字を走らせる行為に対して、何か嫌悪感すら持っていた様に思います。
いつも頭の中では、ワードで「打て」ばいいじゃない!その方が綺麗で速いじゃない!
と、書けと言われても、何とかそれをせずに済む方法を考えていました。
今回は、その「書く」についてです。
アウトプットは「話す」と「書く」、「行動する」の3つだと学んできました。(以前回参照)
前回の「話す」に続き、「書く」について、学んだ事をアウトプットしていきます。
気付き
本を読んで学んだ事
書けば書くほど、脳が活性化する
書くことは、話すより、圧倒的に記憶に残りやすく、よって自己成長を促してくれます。
それは、脳幹網様体賦活系(RAS)が活性化されるから。
書くことによって、RASが活性化する。これは例えるなら、グーグルの検索窓にキーワードを入力する様なものです。
書くことにより、脳が「これは重要だ!注意せよ!」と働き始めるのです。
また、ワードなのでタイピングするより、書く方が、ブローカ野というところがより活性化し、
より長い時間記憶が定着し、アイデアも思いつきやすくなる傾向があることが分かっています。
書き出す
脳は、インプット直後が、当たり前ですが、一番学んだ事を憶えています。
その時点で、記憶の中の内容を、「一枚の絵」にして書き出すことがとても有効です。
ノートの見開きページに、一目で分かる様に学んだ事を配置するイメージです。
文章でびっしり書くのではなく、右上には学んだ事、真中には気づき、左下には今後の行動など、ノート上に、メモの塊を「配置」して記録します。
脳の中の記憶のイメージを、コピーアンドペーストします。
速く書く
書くことを決意したら、それをどう書くか?
文章を書くのが遅い人は、管理人の様に、書く事に対する尻込みに拍車がかかってしまっています。
そんな人は、
を意識しましょう。
だらだらと時間をかければいい文章ができあがるものでもありません。例えば、ブログ記事なら「30分で書く!」と心に決め、集中力を味方につけて一気に書きあげましょう。
まずは30%の出来でオーケーです。
この30%の出来を、100%に練り上げていけばいいのです。
文章を終わらせる。書き上げてしまう事を意識しましょう。
更に、文章には構成がとても大事です。
管理人も、ブログを書く際には、必ず、先輩方のテンプレートを参考にしています。
まずは、自分に合うロールモデルを探すのが、書くという技術向上の早道かも知れません。
「起承転結」や、「結論 根拠 まとめ」など、文章構成を作ってから書き始めましょう。
構成を意識することで、文章を書くスピードに歴然の差が出ます。
3から4倍のスピードで書くことができます。
とは言え、デジタルも利用する
書くことが大事だとさんざん学んでおきながら、最後にやっぱりワードかよ!と思われるかも知れません。
書くことの重要性・有効性はいつの時代も変わることはありません。
しかし、2000文字の文章をペンで書きあげるのは現実的ではないと思います。
勉強する時は書く、学んだ事を文章にする時はタイピングで。と臨機応変に書くことをしましょう。
この本を読んだ後の管理人
そもそも、書かなきゃダメじゃん!との気づきが最大の利益でした。
そこには「面倒くさい」を通り越した、メリットが有りました。
脳機能を捉えた科学的な見地から言っても、書くことは自分にはメリットが多すぎでした。
私のマイルールでは、「科学的根拠で自分ルールを補強する」というものがあります。
今回、書くことの重要性について、科学的に正しいとの根拠を得ました。
今後は積極的な書く行為を生活に取り入れていきます。
管理人がやったこと
参考図書
【名 称】 OUTPUT アウトプット大全
【著 者】 精神科医 樺沢紫苑(かばさわ しおん)
【価 格】 定価 本体1450+税 ○時2019年1月末日まで
【発行発売】 サンクチュアリ出版
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