はじめに:
エクスペンティブ ライティング。
頭の中の悩みを、
実際に書き出すことで、
物理的な形(文字)を脳が認識し
不安を軽減し、
解決への糸口とする方法。
悩みがあるのなら、
それを書き出すことは
思いがけない解決策や、
落ち着いた心を
生み出す力を与えてくれます。
今回は、
一人暮らしを続ける中で、
大変だな、嫌だな
などとネガティブな感情を抱いてしまう事
を書き出すことで、
自己解決に結びつけようという
暗い題名とは裏腹に
とってもポジティブな企画コラム記事です。
あなたの
一人暮らしの悩み
は何ですか?
どうぞ比較しながら
読んでみてはいかがでしょうか。
一人暮らしの悩み:
絶対的孤独
一人暮らしの悩みと言えばこれ。
誰しもが感じたことのある、
真っ先に提示したい一人暮らしの悩みは
「絶対的孤独」です。
部屋に戻っても誰もいない。
問題にぶつかって部屋に帰っても、
誰も愚痴を聞いてはくれません。
自分の代わりに、
誰かが何かをしておいてくれたり、
手伝ってくれた。という事も
「絶対」にあり得ません。
人生の幸福度を左右するのは
人間関係である。
との科学的根拠を伴う実験結果は、
こと一人暮らしの人間には酷な現実です。
自由を謳歌する替わりに
孤独は避けられない。
孤独な「独り」暮らしを
自由気ままな「一人」暮らしにするためには
どうすれば考えれば良いのでしょうか。
絶対的孤独、その解決策は
・現代のテクノロジーを活かせば
そもそも孤独はあり得ない。
・孤独は必要なものと認識する
の2つだと管理人は考えています。
スマホは、
孤独を癒す為にこそ使う。
が心情です。
SNSなどに無駄に時間を使う事は
避けたいところですが、
少なくてもガラケー時代、
ひいては黒電話時代より、
スマホを使う現代の方が、
人と人の心の距離感は身近になった
という気がしてなりません。
LINEのグループなどに参加していれば
独りの時間も仲間と繋がっていられるし、
もし誰かと顔を見て話がしたければ、
それを可能にするアプリが山のようにあります。
スマホがなかった時代、
私は何かを「卒業」をするたび、
その環境にいた人たちとは別れを告げてきました。
よほど仲の良い人でないと
関係は続かないものでした。
しかし今は、
スマホを使っていくらでも
関係を維持することができます。
1対1で繋がらなくても
「LINEグループ」で大勢でつながる。
という概念は気も楽で続けやすいです。
なんなら海外の友人にも
簡単に「無料」で連絡が取れてしまう
とても良い時代です。
20年前にはなかったテクノロジーを
謳歌すれば簡単に孤独は癒やされます。
料理
毎日の面倒臭いの代表、
それは毎日余儀なくされる
食卓の準備
ではないでしょうか。
掃除や洗濯は、
ある意味数日しなくても
何とかなってしまいますが、
食事は取らないわけにはいかず、
毎日外食やコンビニ弁当では、
予算もかかるし健康バランスにも良くない。
となると選択肢は、
自ら調理する事
が残ってしまいます。
そこで、
良い側面を考えるのも
うまい方法です。
まずもって、
自分で作れば、
自分で食べたいものを好きな味付け
で作ることができます。
当たり前と言えば当たり前なのですが、
料理の技術は、
時を経るごとに上手に上手く、
レシピも、多くなっていきます。
時には
自分で驚くほど下を唸らせる絶品料理
に出くわすこともあります。
料理の技術を身につけている人は、
往々にして賞賛されることが多く、
自己満足にも浸れます。
また、
料理したくないなら、
しなくてもいいじゃない。
と開き直るのも一つの手です。
現代では、
自動で調理してくれる調理器や
電話一本でテイクアウト品を
運んでくれるサービスまであり、
コンビニに買いに行く手間すらかけず
食事をすることだって可能です。
最終手段を胸に秘めておくと
多少面倒くさいことも
乗り切ることができます。
全くやる気のない日
原因の帰属誤り
というバイアスをご存知でしょうか。
人の脳は基本的に
思考することは面倒くさい
と結論付ける器官です。
なので、
何かの問題にぶつかった時、
思考は一番簡単な答えをまず導き出します。
その最たるものが、
「環境ではなくその人のせい」
と判断してしまうことです。
誰かがミスを犯せば、
それはその人が悪いから
と結論づけてしまうのが人間なのです。
私たちは、
そのミスが何か環境のせいなのでは?
とは考えない生き物なのです。
全てのやる気が失せてしまう時、
やたらと自分で自分を
「だらしのない不真面目な奴」
と責めてはいませんか?
そこに気付けると、
やる気の無い日もたまにはいいよね
自分を労う事が出来る様になります。
誰にでも起こり得ることだと
自分に言い聞かせると、
やる気の無い日も何だか、
休めと言われている様な、
それって必要な事なのでは?
との優しく自分を労う気にもなれます。
実のところ、
やる気にみなぎっている日
の方が少なかったりしますが、
それにしても、
今日は何もしなかった
という喪失感の日の方が、
後々後悔につながっているような気がします。
一人暮らしは、
誰も助けてくれない、
誰にも見られていない反面、
誰からも注意や指摘を受けず自由で、
だらだらとした時間を
過ごせてしまいます。
それでも、
だらだらとした毎日を
ずっと続けるなら、
一人暮らし自体が破綻してしまうので
その内、嫌でも立ち上がる日がやってきます。
それまでの時間が長いか短いかの違いしかない。
そう考える方が、
やる気の無い日にも向き合える気がします。
おわりに:
とツラツラと悩みを書いてきましたが、
一人暮らしが楽しくないか?
と聞かれるなら、
全くそんなことはありません。
むしろ毎日がとても楽しいです。
これらの問題すらも、
私に取っては成長ののびしろ、
一人暮らしの醍醐味だったりします。
ネガティブに焦点を当てておいて、
ここでもう一つ。
ポジティブフレーミングは
心理学の世界を世に生かそうとする上で
必須の考え方です。
フレーミングとは、
認知的枠組みの意ですが、
このフレーミング次第で、
同じ現象の受け取り方が
全く異なる印象を与えるもしばしばあります。
なので、
〇〇しないように気をつけよう
とネガティブに焦点を当てる事なくではなく
うまく行くようにしよう
とポジティブに物事を捉えた方が
うまくことを運べます。
玉子を割らないように気をつけよう
では「なく」
美味しい卵焼きを恋人にふるまおう
と考える方がうまくことが運ぶので
どうぞ参考にしてみてください。
私の愚痴にも似た記事にお付き合いいただき、
ありがとうございました。
大樋町
コメント