第172回【コラム記事】最近知った人生観変わった知見【そうだったのか⁉】

HOW TO

はじめに:

知識は良いものです。
知れば知るほど、
自分の考えや意見を
変更せざるを得ない事もあります。

今回は、
私が読書を通じて得た知見の内、
人生観が変わったレベル
に驚いたことや感銘を受けた事を
僭越ながら独断で
アウトプットしてみようと思います。

何事も、
「これをやれば良い」
という極論はないと思います。

自分で勉強して、
より良いと思えることを、
自分の人生で実験していく。

今現在では当たり前のことも、
この先もずっと、
そのままだとは限りません。

あくまで私的で、
今現在の「発見と知見」ではありますが、
読んだ本、
本内に記載の論文、
などが根拠ですので、
あながち間違いではないと思います。
どうぞ今回も少しだけお付き合いください。

再発見したこと:

インセンティブは少なくてオッケー

インセンティブ(誘因)を
あまりに重視しすぎると、
目標設定の上で、
デメリットが出てきます。

例えば、
ダイエットをすると、、、

・健康になる
・ストレスも減る
・体型が変わることで異性からの
 注目を受ける
・自己肯定感が高まる
・ゆえに他のことも上手くいき出す

などなど、
これでもかというほど
インセンティブを見せつけられると、
かえって、
ダイエットに対するモチベーションが
下がってしまう。
という研究結果があります。

直感的に、
「安くておいしい」
「カロリーが低いのにおいしい」
等と聞いても、
それって本当?と疑ってしまう気持ち。
これを思い出すと、
とても分かりやすいと思います。

安いならおいしいはずないじゃない⁉︎
そんなはずはない!
と頭の中で反論してしまいます。

なんでもかんでも、
良いことづくめだ。
と聞いても人間信じられないものなのです。

反対に、
性能は同じでも、
高いお金を出したもの
は質が良いものに見えたりもします。

この心理作用が
そのまま毎日の環境にも反映します。

もう一つ実験を紹介します。
アンケートを答えてもらう際に、
普通のボールペンと
「ポインター付きのボールペン」、
両方を差し出し、
どちらかを自由に選んだ上で、
使用してもらいます。

すると、
どちらのペンも、
「字を書く」という機能は
同じであったにも関わらず、
好まれたのは意外にも
普通のボールペン
だったそうです。

字を書くならシンプルに、
字を書く機能だけもものの方が
書きやすいだろう。
と本能は暗に分かっていたこと
を示す実験結果です。

何か行動を起こす際には、
メリットをたくさん挙げたくなります。
しかし、
過度なインセンティブは、
モチベーションよ希薄化
を招く可能性もある。
と頭にインプットしても損はないです。

ダイエットをする目的は、
見た目が良くなるからだ!
と志はシンプルに割り切ってしまった方が、
やる気は保てます。

科学者のマインドセット

誰しも失敗はしたくないもの。
しかし、
これが唯一の成功方法だ。
というものは存在しません。

ではどうすれば良いか?

持つべき考え方は
「科学者のマインドセット」
です。

科学者はある意味冷静でシュールです。
淡々と実験を続け、
それが思惑とは違う結果であっても、
それをそれとして
結果をまずは受け入れ、
次は違う角度からもう一度やってみる。

上手くいく、いかないではなく
粛々と実験を繰り返す。
うまく行かなかったのなら、
どうすればうまくいくかを
自分で考えて他の方法を試していく。

そこまで深く考えずに、
ただただ新しいことを淡々と繰り返す。

その内、うまく行くことに
突き当たることでしょう。

何より、
失敗もただの失敗では
終わらなくなります。

科学者のマインドセットを持っていれば
失敗は、
成功を導くためのスパイス
に変わります。

あくまで失敗とは、
自分の取った選択肢の一つでしかないので、
失敗にいちいち落ち込むことが
少なくなります。

ネガティブなフィードバックは
まるで
自分の人生を「否定された」
様な錯覚に陥りますが、
科学者のマインドセットがあれば、
その否定的な意見ですらも
選択肢の一部
にし、次に生かすことができます。

良い結果を求めすぎて、
考えに考え、悩みに悩み、
結局やらない。
となる前に、
できる事ならさっと手をつけてしまう。
その後は失敗をスパイスに、
改善という名の実験を繰り返す。

科学者のマインドセットで望むの方が、
悩む時間に悩まされる事が無くなります。

環境の変化はチャンス

ズボラな管理人は、
「意志力」を信じず「習慣」を信じる
ことで今まで生きてきました。
熱狂的習慣至上主義者です。笑

しかし、
何年も続けてきたことなのに、
その習慣が、
簡単に崩れてしまう時があります。

一番、崩れがちなのは、
引っ越しに代表される
「環境の変化」です。
科学者たちのお墨付きです。

新しい環境での生活は
ストレスが多く、
無意識に行っていた習慣を
意思的に行わないと、
できなくなったりします。

例えば「ウォーキング」。

ウォーキングが、
習慣として成立するためには、
まずは道が必要なわけですが、
いつも使っている道は
・そもそも使い慣れている
・危険が少ない事を知っている
・よく見知っているから迷うこともない
・行き交う人も顔見知り
などの条件がそろっています。

それが引っ越しと同時に
全て消え去ってしまうわけです。

新しい環境でウォーキングを始めるには、
・安全かどうか
・コースとして物足りなく無いか
・家からどれくらい離れているか
・危険はないか
などをまた一から調べなければならず、
当然ながらそれを
「無意識」で行うことはできません。

元々意識的に行うことは
脳にとっては「重労働」だと言われており、
面倒な何かを考える段階で
避けようとしてしまうのが人間です。

なので、
環境の変化は、
習慣が途切れる一番の原因である。
ということに疑いの余地はありません。

しかしだからこそ。
習慣の途切れは、
盲目的に続けてきた習慣を「見直す」
千載一遇のチャンスでもあるわけです。

習慣は、
人生を変えるポテンシャルを持っています。

習慣は無意識で行われるため、
先に述べた「意識的に行う重労働」を
脳に課す必要がなく、
他人から見たらとんでもない習慣を
当人は淡々と実行し続けることができます。

ただしそれは両刃の剣であり、
意識に上ってこない事で、
見直す機会を失っています。

「脳が重労働を避けるからこそ習慣は続く。
 習慣を見直そうとすると脳は重労働の必要がある。
 だから、
 人は盲目的に改善の余地がある習慣を続けてしまう」
おそれがあるのです。

引っ越しは半強制的に、
習慣をストップさせる「ちから」があります。
普段はやりたくてもできない
「見直し」をする絶好の機会を与えてくれます。

せっかくの習慣が途切れてしまった。
と嘆く必要は全くなく、
ここで、
「本当にこの方法で良かったか」
の再確認をしてみましょう。

ロンドンにおいて、
駅がストライキで突然使えなくなった時、
遅刻した人は僅かで、
いつもより早く着いた人もいた。
との調査結果があるくらいです。

習慣は、
人生を変えるポテンシャルを
持ってしますから、
習慣の見直しを通して、
毎日の質を向上が期待できます。

会社の人事で異動を余儀なくされたり、
新人が入ってきたり、
団塊の世代が引退したり、
結婚したり。

奇しくも環境の変化は、
意外によく起こります。
その際には、
人生を変えるチャンスなので、
当たり前の習慣を見直してみましょう。

おわりに:

今回は、
私の今後の指針となる知識
のアウトプットでした。

もちろん科学とて完璧はないと思います。
私が私の人生で実験していく上で、
上記の知見ですら、
変更を余儀なくされる事もあるでしょう。

それでも、
上手くいく可能性が高いなら、
その知識を前提に毎日を過ごす方が、
効率が良いです。

このブログでは、実践編として、
本から得た知識を使ってみたらどうだったか
もアウトプットしている所ですが、
今後は
この方法ではダメだったわ!
といった事も書いていければなと思います。

大樋町

大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
毎週、月曜日にブログを更新中。(少ないw)
ありがたい事に、
読者様が増えてきたから身を引き締めねばw
目指せ実用書知識のウィキペディア!(暴言)

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