第155回【コラム記事】物欲に負けない私の方法【無駄に買わない】

HOW TO

はじめに:

これまで、
「節約する理由」や「楽しんでする節約」など、
節約に関する記事をいくつか書いて来ました。
今回は、もっと具体的に、
今、目の前に欲しいものがある時、
どうやって、
その買いたい欲に打ち勝っているのか。
について私の頭の中での解決方法を
アウトプットしてみます。

人は意志力で決定を下すことが苦手で、
ダイエット中に目の前のドーナツを
我慢できるかどうかは、
確率にするとたった50%しかありません。
どんなに意志力が強い人でも、
コインが裏を出すか表を向くか程度の
確率でしかドーナツを我慢できないのです。

半分の人や半分のケースで
人は欲望に負けてしまうわけですが、
反対に、
50%の人は誘惑に打ち勝っているわけです。
そこで、
どんな考え方があるのだろうか?
と、意見として知っているだけでも、
誘惑に抗う手段を増やせるかもと考えました。
持論ではあるのですが、
思考の選択肢として、
参考としてもらえたらと思います。

物欲に負けない方法:

安物買いの銭失いはやめる

安いものに飛びついて、
いい思いをしたことはありますか?

同じ物なら、
安い方がいいに決まっていますが、
いつだって、
見落としがちなのは「質」の方です。

思わず買った安さが売りの商品に、
苦笑してしまった回数は数知れず、
それでも安さに目が行ってしまうのは
人間の性なのでしょうか。

買い物の際には、
経験則がやっぱり物を言います。
『安かろう悪かろうに
 本当に納得しているか』。
物を手に取る際には、
徹底して考えるべきだと思います。

買ったは良いが、
質に納得いかず買い直す。
これでは節約には繋がりません。

そうならないためには、
先に述べたとおり、
自分の経験を思い出すこと

それを思い出すスイッチを
自分の中に作ること
が早道だと考えます。

いわゆる「習慣化」なのですが、
それができれば、
確実に目の前の「買いたい」欲求に
打ち勝つことができます。

私は、
過去に中国で買って失敗した、
重要書類を書いている最中に
バラバラになった(途中まで書いた書類はボツ)
一元(当時約12円)のボールペン
を思い出すようにしています。
「安いと思ったら、ボールペン」
をスイッチに、
苦い経験を良い薬に変えて習慣化しています。

リストを作って欲求を確認する

「一目惚れで買わない」。
衝動買いを避ければ、
物を減らし節約できます。

当たり前と言えば
当たり前なのですが、
目の前にいかにも買ってください!
と言わんばかりの商品があれば
それを手に取ってしまうのは
これもまた人の性です。

そこで一歩立ち止まるための方法が
「欲しい物リスト」です。

そもそも、
世に打ち出された商品たちは、
各企業のマーケティングにつぐ
マーケティングの成果により、
「人が思わず欲しくなる」
様な形や情報をしているのです。
何十年、何百年の成果を武器にする
巨大企業の戦略に
私たち個人が打ち勝つことは
ほぼ不可能です。
街中を出歩くだけでも、
彼らは様々な方法で、
脳の欲しいを刺激してきます。

それに対して、
明確なルールで以って臨むことで、
誘惑に打ち勝つのです。

欲しい物と必要な物は
区別されるべきで、
必要なものはその都度
メモアプリに記録すると
欲しい物リスト
は簡単に出来上がります。

正直、
リスト以外のものは買わない
のが正解だと思います。

欲しいがまず思い浮かんでから
それを記録し、その後に購入に至る。
流れにしてしまえば、
衝動買いは減ります。
何より、『後悔』が減るのは良き事です。

捨てる大変さを思い出す

地域にもよりますが、
ゴミの分別にうんざりした事は、
誰しもあるはず。

分別に手こずり、
もしゴミステーションに、
自分の名前が書いてあるゴミ袋が、
回収されず、
何日も放置されたらどうでしょう。
想像するだけでも恐ろしいです。

コンマリメソッドの近藤真理恵さんが、
これほどまでに、
世界的に影響を与えているのは、
誰しも捨てる事が出来ずに
物を溜め込む癖があるからだと思います。

『捨てる』事は
面倒くさく、大変で、難しい事なのです。
人間の脳は面倒くさいことが大嫌いです。
もしこれを逆手に取れれば、
物を買う意欲を減らせるのでは?
と考えました。

私の経験則にはなりますが、
これは確かに効果がありました。
「これをもし捨てるなら
 どんな思いをするのだろう?」
と自問すると、
衝動買いの欲求が、
なるほど少し収まるのです。

大きな物、高価な物であるほど
捨てる時の壁は高くなります。
衝動買いの誘惑に打ち勝ったなら、
「余計なストレスを持ち込まずに済んだ」
と安堵することもできますので、
次回、ショッピングで「一目惚れ」した時は、
捨てる時のしんどさや大変さを
思い出して見るのも一つの手段です。

おわりに:

頭の中の会話に打ち勝つには、
意志力だけでは無理かも知れません。
習慣であったり、
環境であったり、
もともとの性格だったり、
色々な要素で
人は欲望に負けるのだと思います。

ほんの少し対策で、
欲望に打ち勝てるならしめたもの。

物欲に負けるのは、
会社のマーケティングに屈したようで、
少し悔しいです。

自分の中にルールを作って、
次回のスーパーでの買い物に
望んでみましょう。
ご検討をお祈りします。

大樋町

大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
毎週、月曜日にブログを更新中。(少ないw)
ありがたい事に、
読者様が増えてきたから身を引き締めねばw

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