はじめに:
過去を振り返っても良い事は無いのか?
過去の栄光にすがっても今の為にはならないのか?
結果がどうなるかは置いておいて、
とにかくやってみようということで、
とあるインスタグラマーの方の企画を
私も踏襲してみたいと思います。
今回は私が若かった頃、実に20年前(!)
「経験しておいて良かった」
と今でもしみじみ感じることをアウトプットしてみます。
サンクコストバイアス。
とは、自分がお金や時間をかけたものは
それだけで価値を見出してしまう。
このバイアスに陥らないためにも、
目に見える形で自分の過去を残すのも
よい経験になるかも知れません。
これから挑戦しようであるとか、
それを余儀なくされているであるとか。
皆様の少しでもお役に立てれば幸いです。
やって良かった事:
留学
大学生時代に中国上海に語学留学していました。
これのメリットは、
中国語を話せるようになった事よりも、
とにかく動いてみよう。
そこに向かってみよう。
と行動力や積極性を発揮し、
実現できたことだと確信しています。
そして、目標に向かっている時の
ドキドキ感やワクワク感を
すでに知っていることだと思います。
障害すらも楽しめたのは、
若気の至りではないと信じたいです。
大学生活は、堕落しようと思えば
いくらでもできてしまいます。
敢えて自分を追い込むことも時には必要でした。
留学費は安いとは言え親を頼りましたし、
上海への留学手続きなどは、
大学の教授に大いに助けていただきました。
それでも、
周りとは違う大学生活を送れたことや
実際留学を終えて帰国した事実は、
今でも自分に自信と行動力を与えてくれます。
自分で決めて、自分で動く。
これの基盤となった出来事が私にとっては
留学でした。
流れに身を任せることも時には必要だと思います。
それでも、ここぞという時に、
考えることを止めてしまう。
という選択肢は避けたいところです。
転職
以前の職場で、
ストレスが原因で病気を患いました。
顔面麻痺と突発性難聴
顔面麻痺は
突然、顔が動かなくなり、味覚もなくなる。
突発性難聴は
強烈な耳鳴りを伴う難聴。
どちらも過酷な病気でしたが、総じて原因はストレス。
さらにストレスの原因は人間関係でした。
病気で入院したことを機に、
その職場は即退職しました。
何も解決しないまま、ただ
仕事を辞める
とだけ聞くと、どこか
「逃げ」のように聞こえるのは
私だけではないのかも知れません。
ただ、
解決にすることに意固地になっても
健康が阻害されるのでは本末転倒です。
大きく体を壊す前に、
勇気を持った一歩を踏み出すことも
一つの手段であると私は思います。
嫌なことから逃げるのは胸を張れることではない。
と自分で決めつけてしまうと、
思うように動くことができません。
自分の安全を確保するための一歩を
踏み出すことができません。
まずは自分のポジションを確立すること。
それを第一に考えることが肝要だと思います。
自己投資のくせ
自分を向上させるためのお金は惜しまない。
というのが今のポリシーなのですが、
20代のころは、
生活費を削って本を読んでいました。
自分の毎日を客観的に振り返ってみて、
一ヶ月の生活費の内、
自己投資にはいくらお金を使ったか?
を調べてみると、
なんでも金額の大きさではないものの、
自分がどれくらい成長に関心があるかを
客観的に分析できると思います。
読書は私にとっては半分趣味ですが、
自己投資だと自覚したのは
大学生時代だったと記憶しており、
食費や娯楽費を削ってでも
本は買いたかったのを覚えています。
このハングリーな気持ちを
20代で持てたことは幸いでした。
主な自己投資先は本で、
あとは運動器具やサプリメントなども
自己投資と言えるかも知れません。
休日に娯楽費を削って勉強なんてよくやるね!
と言うことなかれ。
周りの人も言わないだけで
隠れた努力はしていると思うのです。
何事も変化が目まぐるしい昨今、
周りに置いていかれないように
できる範囲での自己投資は必要だと実感します。
おわりに:
アウトプットしてみて気づいたのは、
記事を書き終わった時、なんだか手前味噌で、
何十年も前の栄光を今でも引きずっているだけでは。
と自分にツッコミを入れてしまった点です。
見る人によっては
ただの自慢話じゃん。
と言われてしまいそうです。
しかし同時にこうも思いました。
何歳になっても20代の経験は
私の中に息づいている。
若い時にやっておいて良かった。
という思いもまた大きいものでした。
失敗は後でも取り戻せます。
しかし、やらなかったことは
後でどんなに後悔しても取り戻すことができません。
結論づけると、
後で自慢話になるようなことを
できるうちにやっておく。
といったところでしょうか。
大樋町
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