第157回【コラム記事】シンプルライフで整う習慣【シンプルにするとうまくいく】

HOW TO

はじめに:

シンプル イズ ベスト。
人間の脳は
「面倒臭いこと」が大嫌いです。
ですから、
やるべきこともさることながら、
「やりたいこと」も
シンプルで簡単にしておくことが
休日を楽しむコツです。

さもなくば、
仕事中に素敵な休日の過ごし方が
思い浮かんでも、
すぐ忘れてしまったり、
いざ休日が来ると、
手をつけるのが面倒くさくて、
一日ゴロゴロして終わってしまった。
なんて事になってしまいます。。

ミニマリストたちが、
なぜああも毎日を楽しめるのか。
散歩し、公園で音楽を聴くだけで
なぜあれほどの多幸感をもたらすのか。

ミニマリストに学ぶ、
休日の過ごし方から発想を得た、
私なりの『シンプルライフ』
のあれこれをアウトプットします。

シンプルライフで整おう:

やりたい事を先に一日の計画に組み込む

選択は脳の疲れを呼びます。
なので、
仕組み化することで選択を減らすと、
疲れを軽減することができます。

自分を変える方法という本では
「怠惰性を利用する」
というテクニックが出てきます。
何事も面倒くさいと感じる脳
の機能を逆利用するのです。

例えば、
スマホから、
インスタグラムやフェイスブックのアプリ
を消去してみましょう。
これらを使うためには、
毎回ダウンロードしないといけない。
もしくは
インターネットで
検索をかけないと使用できない。
たどり着くまでに何工程も必要な仕様に
変えてしまうのです。
すると脳は面倒くささを感じ、
使用頻度は確実に下がります。

このテクニックは、
止めたいことを止めるテクニックですが、
応用すると
やりたいことを「ちゃんとやる」
ためにも使えます。
楽しみに手をつけるまでの工程を
少なくすればオッケーです。

休みがいざ目の前に来てから
やりたいことを思い出すのではなく、
自分の楽しみを
初めから一日の中に
ルーティーン化して散りばめておくのです。
一日を何となく過ごす。
一日中ゴロゴロして終わる
と言うことがなくなります。

平日もそうです。
仕事で帰りが遅くなり
夕食を食べ、シャワーに入って、
後は寝るだけ。
これでは毎日を楽しめません。
そうではなく、
最初から一日の中に
映画を見る
デザートを買って食べる
好きな人にメールする
など、楽しめる事を
先回りして散りばめておき、
「楽しみの合間に仕事をする」
という感覚で一日を過ごしてみましょう。

仕事に追われるのではなく、
楽しみで仕事を追いかけてみると
みるみる一日は充実します。

ショート動画は見ない

その時は良くても、
後に後悔してしまうのが
ショート動画鑑賞です。
みるみる時間が溶けていきます。

時間がなくなると、
焦りが生まれ、
とてもではありませんが、
ゆとりを持った一日は過ごせません。
シンプルに過ごすためには、
真っ先に日々から取り消すべき事項だと
確信します。

私は、
某ショート動画アプリやコンテンツは
アイコンすらも目にしたくないです。
脳は「報酬が手に入るかもしれない事」
には目がなく、
その欲求をうまく満たしてくれるのが
ショート動画です。
今見ている動画がパッとしなくても
「次の動画こそは」
という思いが指を止めません。
そしてその内、
本当に面白い動画
が現れるようになっています。
例えそれが会社のマーケティングだとしても、
脳にしてみれば
「それ見たことか」です。

「ハマっている」人は、
アイコンを見ただけでも
脳はドーパミンを出し始め、
脳は興奮します。

一度見出したらそれは
終わりの始まり。
時間が飛ぶように過ぎてしまいます。
しかも、
一時間、動画鑑賞したとして、
一時間前に見た最初の動画内容を
全く思い出せないのですから
この一時間は何だったのか?
と自問すると怖くなります。

アプリやアイコンを
視界にも入れないが原則ですが、
どうしても中毒から抜け出せないなら、
作る側にいた方が
楽しいし学びもある
という考えもミニマリストは
提案しています。

制作側にいるなら、
ショート動画はただ見るものから、
学びの宝庫に変わりますから、
意味を見出せます。
受け取るだけのショート動画鑑賞は、
時間を溶かしてしまいます。

見るだけより参加する。
参加しないなら見ない。
SNSも活用法次第で、
意味を見出せます。

趣味も3つに絞っておく

せっかくの休みに、
自分の趣味に着手できない。
やろうと思っていた事でも、
いざ休みが目の前に来ると、
次の日曜日でいいや。
とゴロゴロしてしまう。

サザエさんシンドロームという言葉に
代表されるように、
休みでリフレッシュするつもりが、
肝心の休み自体が、
翌日の仕事を憂鬱にする起爆剤
になってはいないでしょうか?

充実した休日は、
気分を改め、
翌日への活力になるばかりか、
精神的な疲れを
癒す効果まであるとか。

休日を
「本来あるべき姿」
に戻すには、
そのための工夫が
必要なのかも知れません。

と言う事で、
3つ目は、
趣味や休日の楽しみも
選択肢を厳選する。
というミニマムテクニックです。

参考になるかは置いておいて、
私の趣味は、
歩き読書(ステッパーを使います)、
動画鑑賞(テラスハウスにハマってます)、
自由枠(今はボルダリング)
の3つです。

常にやりたい事を
3つに絞っている事で、
まず、休みの日になってから、
「何をしようか」
と迷うことがなくなりました。

味の種類が多いほど、
客の購買意欲が減少した。
との結果を得た有名な
「ジャム実験」通り、
迷いは、
行動への壁を高くしてしまいます。
逆に
選択肢は少ないほど、
選択後の後悔を減らしてくれます。
すぐ行動に繋げられるよう、
人間の脳が大好きな数字
「3」個にまで選択肢を減らす。
というのは、
科学的にも優秀
な手立てだったのです。

趣味に着手した結果、
何か失敗ような事
を招いたとしても、
(釣りに行ったのに
 魚が釣れなかったとしても)
趣味に着手できただけで、
休日は充実したものになります。

ゴロゴロとなんとなく
一日が過ぎてしまった。
というやるせなさは残りません。
むしろ、
何もしない一日があっても、
たまにはいいか。と
背徳感に酔うこともできるように
なって来ました。

シンプルさは、
充実した休日をも運んでくれます。

おわりに:

自称、
ミニマリストリスペクター
の管理人ですが、
なるほど、
一度頭の中を
スッキリキレイに
リセットしてみると、
思いがけないメリットを得られました。

休日の過ごし方は、
その際たるものの一つ。

池が黒く濁っていては、
どんなに立派な鯉を買っても
素敵な見た目にはならない様に、
ごちゃごちゃした毎日から、
「引く」ことによって、
やるべき選択肢を減らすことによって、
「豊かな毎日」を作る。

ミニマリズムからは
学びが多いです。

大樋町

大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
毎週、月曜日にブログを更新中。(少ないw)
ありがたい事に、
読者様が増えてきたから身を引き締めねばw

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