第151回【書評】究極のマインドフルネスから学ぶ【気づく事で自分を救え】

読んだ本

はじめに:

マインドフルネス。
日本語では
『気づき』
と訳されるそうです。

自分が何を思い、
どう感じ、どうなっていくのか。
それに気づいて自分を思いやること。
これがマインドフルネスの極意です。

必要のない不安を感じ過ぎ、
無用なストレスに晒されている人が、
あまりにも多いと、
著者メンタリストDaiGoさんは指摘しています。

『ほとんどの悩みは、
自分が勝手に思い込んでいる』

著者は、
周りが変わらないからと苦しむのではなく、
自分を客観視して、
自分を変えていく方が、
ずっと生きやすくなるとも述べています。

自分のサインに気づくために、
手っ取り早い方法は
『深呼吸』で、
本書では、
癒しの呼吸法や
やる気をアップさせる呼吸法なども
紹介されています。

ローペースな呼吸をしながら、
人を怒ったりはできないはず。
ゆっくりと呼吸を落ち着け、
マインドフルネスを学んでみませんか?
『気づき』から得た、
自分を思いやって人生を変える方法を
アウトプットします。

学んだ事:

不安脳

心理学の世界には、
不安脳
という言葉があります。
脳がうつや不安に陥りやすくなっている状態を指す言葉です。

この不安脳には、
科学的に定義された2つの特徴があります。
•脅威への過剰反応
•報酬への無反応
の2つです。

不安脳の状態に陥ると、
些細な失敗でも、
それが人生を覆すような大惨事だと
受け取ってしまいます。

コップの水をこぼした。
宝くじが外れた。
出先で傘を忘れた事に気づいた。

これらは確かに、
「あーぁ」とため息が出てしまう事ではありますが、
取るに足らない事のはずです。
しかし、
不安脳の人は、これしきの事でも、
自分は悲惨な目に合っている。
もう駄目だ。
と過剰に反応してしまいます。

些細な失敗を繰り返してしまう一方で、
毎日、感動できる事を
探す事もできるはずです。
しかし、ここでも不安脳は逆に働き、
道端の花、
雲のない空、
他人からの何気ない親切など、
脳に問題が無ければ、
「ウワァ」と喜べることにも
何も感じなくなってしまいます。

では、
この不安脳を解消するためには、
何が効果的で、
どんな行動を取れば良いのでしょうか?
答えは意外ものでした。

不安脳を解消するためのキーワードは、
『記憶力』です。

一見、『そーなの?』
と疑問を持たれた方も多いと思います。
かく言う私もそうでした。
それでは、
記憶力が不安脳に影響する理由を説明します。

記憶は脳の中でも
『前頭葉』
と呼ばれる部位が司っており、
不安もまた同じ部位が作用するとのこと。
要するに、
記憶力をアップさせたり、
ワーキングメモリーと呼ばれる、
短期記憶力を鍛える事は、
不安の処理能力をアップさせる事に繋がるという訳です。

記憶力は、
遺伝に依るところも大きいものの、
ある程度鍛えることもできます。

意識して計算に携わってみたり、
数字を覚えてみたりして、
記憶力を鍛えてみると、
不安脳解消を手伝ってくれます。

私も、
すれ違う車のナンバーを暗記したり、
足してみたり、掛けてみたりして、
記憶力の向上に努めています。

効果を知るからこそ成果が現れる。
と言います。
記憶力は不安脳に効く。
と、この事実を知る事が、
効果発揮のスイッチとなりますので、
頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

コンパッションゴール

自信がない人、
自尊心の低い人ほどうつになりやすい。
という分析があります。

他方、
自信がある人ほど勉強や準備をしない。
という分析結果もあるそうです。
それはそれで困りもので、
大事なのはバランスです。

自信と不安をバランス良く。
と分かっても、
それはそれで実践は難しいです。
一体どうすれば良いのでしょうか。

ポジティブすぎる人は、
目標を立てる際に、
俺こそがてっぺんを取るんだ』
といった具合に、
自分に関する目標を立てます。

ネガティブすぎる人もそうです。
自分を変えたい。
もっと『自分』を見て欲しい。
とこれらもまた利己的な目標です。
自分を中心に持ってきた目標の事を
セルフゴールと呼びます。

対して、ここで一番好ましい、
ほどほどの自信
を持つ人は目標の立て方に
明確な違いがあります。

彼らは、
人を助けよう。
家族や友人を喜ばせよう。
など、
自分の目標達成が
他人にどんな影響を与えるかを考えています。
いわゆる『他人思考』で物事を考えられる人たちで、
自分、自分ではなく、
あくまでも
他人の為となる目標
を立てる事ができるのです。
これを『コンパッションゴール』といいます。

アメリカシアトルの大学で行われた実験によると、
セルフゴールで、
『自分を変えるために頑張った人』と、
コンパッションゴールで、
『他人への貢献』を目標に頑張った人
を比べた所、
6週間後の結果は明らかに差が出ました。
セルフゴールを持った人は
人間関係が悪化する人が多く、
うつや不安にの症状が悪化してしまいました。

コンパッションゴールだと、
卑屈にも尊大にもならず、
適度な自信を持つ事ができたばかりか、
他人思考を持つだけで、
メンタルの改善だけでなく、
血圧が下がるなど、
フィジカルにまで影響があったそうです。

ポジティブ過ぎても、
ネガティブ過ぎても上手くいかない。
と何とも厄介な問題も、
『他己主義』が解決してくれます。

自分の目標達成の先に、
誰かのためになっているか?
も盛り込む、
『コンパッションゴール』
を見つけてみましょう。

嫉妬を武器に変える

嫉妬と聞いて良い印象を持つ人は
少ないかも知れません。
私にとっても嫉妬•ジェラシー
できれば感じたく無い忌むべき感情のひとつでした。

しかし、
悪い感情も使い用と言うより、
むしろ嫉妬には
『利点が沢山ある』
と学びました。
これもまた『気づき』です。

利点とは何か。
まず自分の『欲しいもの』が分かります。
誰かを見て羨ましいと思うなら、
ズバリそれが自分の欲しいモノです。

夢を聞かれても答えられない。
目標なんて無いと答えてしまう。
そんな方は
嫉妬の感情があなたを導いてくれます。

一生分のお金を稼いでもう働かなくて良い。
好きな事しかしない人生。
そう聞いて羨ましいと思ったなら、
それがあなたの欲するものです。

また、
欲しいものが分かるからこそ、
人生の軌道修正のきっかけにもなります。
もし、
『有名になりたい』が動機で
YouTubeを始めたなら、
知人が有名になれば羨ましいと思います。
そこでもし、
その知人が宝くじで一億円当てた。
と聞いて羨ましいと感じたなら、
ひょっとするとあなたの目標は、
YouTubeで有名になる事ではなく、
『お金が沢山欲しいだけ』
なのかも知れません。

嫉妬は自分を前に進める為のもの。
また、
足りない何かを教えてくれたりもするのです。

マインドフルネスで
上手く嫉妬を利用すれば、
新しい未来
に気づくきっかけにもなります。

嫉妬がせっかく欲しいものを教えてくれても、そこで終わっては駄目だ。
と著者は指摘します。

嫉妬は、
具体的な行動に落としてこそ意味があります。
やりたい事を叶えるために今何をすべきか?
行動のきっかけにしてこそ、
嫉妬は意味を成します。

間違っても、
嫉妬先の相手を
おとしめるために使ってはいけません。
もったいないです。
嫉妬を羅針盤にして、
自分を前に進めるために使ってみましょう。

おわりに:

自分に気づきをもたらす、
マインドフルネスという概念。
その一部ではありますが、
いかがだったでしょか?

以上の記事内容は、
もちろん管理人である私が取り入れ、
日頃から試しているものばかりで、
随分と助けになってくれています。

始めるのに、
特別難易度が高いわけでもありません。
ものは試しに、
マインドフルネスを取り入れてみてはいかがでしょうか。

大樋町

大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
毎週、月曜日にブログを更新中。(少ないw)
ありがたい事に、
読者様が増えてきたから身を引き締めねばw

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