第83回【書評】スタンフォード式人生を変える運動の科学から学ぶ【新しい自分に会える】

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結論

運動と幸福の関係を学び、
自分の人生に運動を取り入れよう。
新しい自分に会えるかもしれないよ。
というお話。

はじめに

運動から学べることは多く、
本書には、
持久力から高揚感を得ること
夢中になること
それらを、運動を通して感じることが
人間の幸福感や
人生を豊かにすることに繋がると
述べられています。

運動は
不安症や依存症克服
などにまで役に立つそうです。

私が今回本書の中で着目したのは、
「困難に打ち勝つこと」
についても運動が役に立つ。
と記載されていたことです。

嫌いなこと、苦手なことからは
逃げ出したくなるもの。

私の人生も逃げの人生でした。汗
学生時代は部活が続かず、
大人になってからも
今の仕事に就くまで、
4、5年近く仕事を転々としました。
今でも、少しでも嫌だと思うことは
先延ばしにしたくなります。

困難に立ち向かうことに
運動がどう役に立つのか?
自分なりに学んだことを
アウトプットします。

学んだ事:運動を通して困難に打ち勝つ精神を得る

今までできなかった事ができた感覚


運動は続けている内に、
「人を夢中にさせる」
心理的にも生理的な意味でも
効果があるそうです。

本書では、
「タフマダー」というスポーツと
それに熱中する人達の紹介がされています。

タフマダーを画像検索したところ、
このスポーツは、
障害物競争の難易度を
何倍にもした、
強化版アスレチックレースで、
泥水に飛び込む、
炎がつけられた丘を越える、
派手なものでは
電流を帯びたコードが設置されたコースを
体を呈して乗り越えなければ
ゴールできない様作られています。
言うまでもなく、
超過酷なレースです。

人はなぜこのような
過酷なレースに参加するのか?

そこには
「誰もが恐れるコースを
おもしろおかしくクリアして
思い出に残る経験ができた」
だけでは済まされない、
深い感情と理由がありました。

運動は、自己ベストを更新したり、
新しい技を身につけたりして、
自分の進歩を自分が一番、体感することができます。

はたして、
その一歩の前進は、
運動内での出来事かも知れません。
何か新しい知識が身につく分けでも、
お給金が増えた分けでもない。
それでも、
『今まで出来なかった事が出来る様になった。』
という感覚は、
運動以外の事にも波及します。

出来ることしか
やらないままの毎日ではなく、
変化を遂げる力が自分にはある。
と自覚を持つことを、
運動が助けてくれるわけです。

この感覚が、
人を更に運動へと駆り立てます。

ポジティブサイクルに入れば、
どんどん幸福感と繋がっていくことが
できるでしょう。

どうせ私なんてを運動が解決する


運動には、
自己肯定感を高める効果もあります。

背が高くない
太っている
可愛くない
イケてない

自分を否定する言葉は
止めどなく湧いて出てきます。

更に、
学習性無力感という言葉があります。

自分が何か壁にぶち当たった時、
「私には、解決できるなんの手立てもない。」
と理解してしまうと、
「自分は無力だ」と自分に言い聞かせる様になり、
どんなにマイナスなことが起きようと、
自力では対処できなくなってしまいます。

自分は無力だということを
自らの体と心で実践しているわけですから、
これ以上何をやっても無駄だと
学習してしまうのです。

更に悪いことに、
学習性無力感は派生します。

ある一面で自分が無力だと学習すると
他の面でも自分なんかにはできない。
と判断してしまいます。

学校でのいじめを自力で解決できないと
運動でも、勉強でも、
歌を歌っても、絵を描いても
自分なんかにはできないと
考えてしまいます。
これを「敗北反応」と呼びます。

ラット実験においても、

敗北反応を呈するラットは
水に入れても泳ごうとせず沈んでしまい、
尻尾に電流を流しても
逃げようとしなくなるそうです。

ところが、
ラットに対して、
自分で制御できる何らかの要素
を与えると、
ラットは素早くその要素に気づき、
対処できる様になりました。

「自分で何とかできるぞ」
と気づくラットには、
敗北反応は起こらなかったのです。

 

タフマダーにおいても、
参加者がなぜあれほど
寒気のする様な危険な障害物を
乗り越えることを求めるのか?

彼らは、
障害物を乗り越えるのが楽しい。だとか
俺には平気だ。
と感じたいのではなく、
「自分には乗り越えられる」と気づく体験
を味わいたいのです。

 

運動を通して、
過去の自分を乗り越える力を身につけることは、
きっと今後の人生において、
恐らくはぶつかるであろう困難をも乗り越えられる
新しい自分との出会いを促してくれると
私は信じています。

グリーンエクササイズのすゝめ


本書の内容のうち、
『運動を通して困難に打ち勝つ』概念と
共に、是非紹介したいのが、
『グリーンエクササイズ』です。

文字通り、
自然の中で行う運動の事で、
山林でのハイキングや、
草木の多い公園での散歩なども
このグリーンエクササイズに入ります。

本書には、
子供を亡くした親が、
重度の鬱病から回復する物語が、
記載されています。

子を失った親でさえ救い出せたのが、
グリーンエクササイズです。

自然に触れるだけでも、
ふさぎ込んだ感情がやわらいだり、
心がスッと楽になったとの
体験談もありました。

どんな運動でも
たった5分
自然の中で体を動かすことで、
気分が明るくなり、
楽観的になれるそうです。

そして何より重要なのは、
気分が明るくなるだけでなく、
普段の悩みから解放されて、
自然の素晴らしさや生命のつながりなどを
強く感じること。
と著者は述べています。

ランナーズハイも、
感情に幸福感をもたらす
とても良い方法だと紹介されていますが、
「継続的な運動」が
必要なランナーズハイと比べ、
グリーンエクササイズはたった5分で
効果が現れるので、
更におすすめです。

ふさぎ込む前に、
当たり前のように
外へ出かけてしまいましょう!!
自然が何とかしてくれます!!

おわりに

嫌なことがあると
塞ぎ込むことも多いですが、
そんな時だからこそ
「外に出て思いっきり体を動かしましょう!」
と背中を押してくれた本書。

しかも、
「ただ何となくそうだよな」
ではなく、
れっきとした科学的根拠を伴っているので
腹落ちしやすく、行動にも起こしやすいです。

たった5分で
不安から解放されるなら
これはやらない手はありません。
ため息をつくその前に、
自然の中で散歩はいかがですか?

大樋町

管理人
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大樋町

初めまして。
大樋町と申します。
「おおひまち」と読みます。
北陸地方住む、アラフォーの読書愛好家です。
日頃は通訳などを生業としております。
良い本は心の友。
私の友人たち(愛読書)から学んだことをアウトプットする場としてブログを書いております。
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